10年目に突入2021年01月05日

このブログを始めたのが 2012年1月なので、今年で 10年目に突入することになりました。
当時はオーディオへの興味が薄れオーディオ機器の購入意欲も無くなってきていて、システム全体が停滞していると感じていた。
これは、長岡鉄男氏が亡くなりオーディオ雑誌がつまらなくなってきた影響が大きかったように思う。
で、「このままじゃいかん!」という強い思い、ではなく、「ブログでもやれば少しはやる気が出るかなぁ?」ぐらいの軽い気持ちで始めたのですが、結構励みにはなったかと思っています。
当時と現在のシステム全景の写真を見れば変化が大きいのは明白で、残っているのは ADプレーヤーの YAMAHA GT-2000 だけです。
それさえもトーンアームは KENWOOD に、脚は TAOC に交換してあります。
機器を変えたからイイということでは無いのですが、音はかなり良くなっていると思いますし、耳の方もだいぶ鍛えられたように感じています。

だだ、昨年の後半からブログの更新が滞っておりまして、昨年完成したオールアルニコ+オールマグネシウムスピーカーと、昨年交換したプリメインアンプ及びSACDプレーヤーに満足し、落ち着いてしまった感じでしばらくはまた停滞しそうな気がしています。
ブログ更新のために無理してネタを作り出す必要も無いので、しばらくは更新の頻度は落ちるかと思っています。
今のところ今後やってみたいと考えているのは、10cmフルレンジユニット使用の小型ダブルバスレフスピーカーの作成と、ニアフィールドに興味が沸いてきているのでニアフィールド用の8cmクラスのバックロードホーンスピーカー作成です。
それと、PRA-2000の整備をやるつもりでリレーは購入済みです。
今までなら思いついたらすぐ行動に移っていたのですが、腰が重くなかなか次に進めない。
春になったら気分も変わるかな?

ショック!2021年01月26日

PRA-2000の電解コンデンサを新品に交換するため、基板を外しコンデンサの容量等を調べていたところ、修理した形跡があることが判明した。
ハンダ跡を見ると一部のリレーとコンデンサを交換したような感じです。

この PRA-2000は、10年ほど前にネットオークションで入手したものですが、その直後に PRA-2000ZRを入手したので PRA-2000は予備として押し入れに入れて保管していました。
去年(泣く泣く)PRA-2000ZRは処分したので、PRA-2000に入れ替えて聴いてみたのですが、残念ながら痩せた音だったので整備が必要と判断し、とりあえずリレーのみ購入しておりました。
で、次は電解コンデンサを購入するために分解・調査となったわけです。

古いアンプなので修理することは仕方がないことなのですが、ショックだったのはヘッドアンプ基板(?)のラムダコンデンサが別のコンデンサに交換されていたことです。
修理履歴などの経緯が一切わからないネットオークションの怖さということですね。
痩せた音になったのは、リレー接点の劣化や電解コンデンサーの容量抜けなどが重なったものと思っていたが、このコンデンサの影響も大きいのではないか?
もうラムダコンデンサはほぼ入手することはできないだろうし、PRA-2000の良さを落とさず代替えできるようなコンデンサがあるのかどうかわからないし、そう考えると整備する気が失せてきた。

対策案2021年01月28日

ラムダコンデンサが別のコンデンサに交換されていたのがショックで、しばらくモヤモヤしておりましたが、対策案を思いつきました。
PRA-2000はフォノアンプとして使用するので、PHONO入力 ~ RECアウト間が重要で、それ以外のフラットアンプやバッファアンプはどうでも良い。
ボリュームが付いた基盤がフラットアンプの基板になり、この基板に 1uFのラムダコンデンサが付いている。
ヘッドアンプ基板の別のコンデンサに交換されてしまっていたところには、本来は 1uFのラムダコンデンサが付いていたはずなので、ヘッドアンプ基板とフラットアンプ基板のコンデンサを入れ替えてしまう。
使用しないフラットアンプのコンデンサは、機能的に問題が無ければ音はどうでも良い、ということです。
何種類かコンデンサを購入して試してみるか、とも考えたが良質のコンデンサだと1個何千円もするし何種類か購入したらあっという間に1万円オーバーです。
さすがに躊躇しますね。

で、早速交換しちゃいました。
ついでにイコライザアンプ基板のリレーも交換しました。
コンデンサを交換するときにヘッドアンプ基板裏側のパターンを見ていたら、またしても「あれ?」という個所を発見。