2021年版特選スピーカーユニット2021年02月25日

2021年版の「これならできる特選スピーカーユニット(ONTOMO MOOK)」は、オンキョー製の10cmフルレンジユニットになるそうです。

何年か前にオンキョーから写真のプロトタイプスピーカーユニットが発表されたことがありました。
このユニットは見た目から異様な雰囲気を醸し出しており、何やら只者ではなさそうな感じがして、製品化されるのを非常に楽しみにしておりました。
ですが、なかなか世に出ることは無く忘れかけておりました。

今回、特選スピーカーユニットに採用されることになったスピーカーユニットは、トンボの羽をモチーフにしている所や五角形にねじれたコーン紙の形状など、このプロトタイプスピーカーの技術が反映されていることは間違いないと思います。
ここ数年は、スピーカーユニットが付録に付いた雑誌は(使わないユニットだらけになるので)買わないようにしていたのですが、「これは買いだ!」と思っています。
それに、オンキョーの売上げにも微力ながら貢献できれば嬉しい。

キャンセリングマグネットの効果 22020年08月03日

キャンセリングマグネットの効果を測定する新たな方法とは、スピーカーユニットのインピーダンス特性を測り、後付けのマグネットの有無によって特性が変化すれば何らかの効果はあると判断できると考えました。
駆動力が高いスピーカーユニットは f0付近のインピーダンスが高くなる傾向があり、長岡鉄男氏もそのように説明していたように思う。
実験に使用するスピーカーユニットは FE83-Solで、ボックスやバッフル板には付けない裸の状態でインピーダンス特性を測ります。
付加するマグネットのサイズは直径60mm・厚さ7mmのフェライト磁石で、顕著に差が出るように 2枚重ねとしました。

インピーダンス特性の測定結果は掲載したグラフになります。
・黒線:後付けマグネット無し
・青線:順方向(吸引する方向)にマグネットを付加
・赤線:逆方向(反発する方向)にマグネットを付加

FE83-Solのメーカー発表の f0(最低共振周波数)は 135Hzですが、今回測定した結果では約140Hzになっており f0時の各インピーダンスは、
・黒線:約35Ω
・青線:約29Ω
・赤線:約38Ω
となりました。

メーカー発表のインピーダンス特性を見ると f0付近のインピーダンスは 30Ωぐらいと読み取れるので、今回の実験結果の「約35Ω(後付けマグネット無し)」とは少し差異があるようです。
差異が発生した要因としては、測定に使用している機器類は市販されているパソコンや比較的安価なテスターなどですので多少の誤差が出ることは仕方ありませんし、スピーカーユニットの個体差や経年変化があるのかもしれません。

ということで、f0及びインピーダンスとも測定値に誤差はあるのかもしれませんが、後付けであってもマグネットの有無や向きによってインピーダンス特性が変化することは証明できていると思います。
そして、逆方向(反発する方向)にマグネットを付加した場合はインピーダンスが高くなっていることから、キャンセリングマグネットは駆動力アップの効果はあるということは言えると思う。
但し、音が良くなるかどうかはボックスとの兼ね合いなどの総合的な判断が必要で、場合によっては順方向(吸引する方向)にマグネットを付加した方が音が良いと感じることもあるかと思います。
とりあえず、効果が数値化できてスッキリしました。

キャンセリングマグネットの効果 12020年08月02日

キャンセリングマグネットの付加は個人的にはよく使う手法だが、ネット上のブログ等の書込みを見ると後付けのマグネット付加の効果については賛否あり「重量増加分以外は無意味」や「順方向(吸引する方向)に付加した方が音が良くなる」など様々です。
個人的には「逆方向(反発する方向)に付加することで聴感的には駆動力アップの効果はある」と感じているが、本当にそうなのか?
聴感的に効果はあると言っても説得力が無いので「何か数値化できないものか?」といつも考えていた。

以前、キャンセリングマグネットの効果を測定したいと思い実験したことがあった。
その実験とは、スピーカーの端子に電池を接続すると「パコッ!」とコーン紙が飛び出すが、キャンセリングマグネットによって駆動力が増していれば、コーン紙の飛び出し方にコンマ数ミリかでも違いがでるのではないか?というもので、実際に測ってみた。
厳密に測ることができれば違いが出たのかもしれないが、目視に近い測定方法だったこともあり、結果的には違いを計測することはできなかった。
今考えればイマイチな実験だったと思う。

今回は新たな方法で効果を測定してみたいと思っている。
実験に使用するスピーカーユニットは FE83-Solです。

キャンセリングマグネット強化2020年07月31日

天井スクリーン兼スピーカー(バックロードホーン)に使用しているスピーカーユニット FE103-Solのキャンセリングマグネットを強化しました。
今までは直径6cmのキャンセリングマグネットでしたが、直径8cmのマグネットに交換しました。
反発する方向に張り付け、ズレないように周囲をホットメルトで固定します。
FE103-Solのマグネットと同じ直径になり、風貌はマグネット2枚重ねの FE103Σという感じで、質量も増えているのでイイ音がしそうな雰囲気があります。

FE103-Solを外している間、天井スクリーン兼スピーカーには代打として FF105WKを付けていたが、FE103-Solと比べると大人しい音になり低域の伸びも抑えられる感じです。
FF105WKは、バスレフだと低域~高域のバランスがいい良い音を出してくれますが、やはりバックロードホーン向けではないようです。

で、さっそくキャンセリングマグネットを強化した FE103-Solを天井スクリーン兼スピーカーに取り付けました。
FF105WKから戻した影響もあって特にそう感じるのかもしれませんが、全域でメリハリが増して非常に良い音です。

CLUB4020のノイズが消えた2020年07月01日

その後少々ヤケになりフレームの後ろ側の穴を塞いでみたり、アンプのボリュームを上げ気味にして鳴らしてみたり、などしていたら突然ノイズが出なくなった。
2個ともです。
何が起きたのでしょう?
想像ですが、ボイスコイルの奥に付着していたゴミ(?)が、取れたのではないかと思う。
やはり、個体の不良だったのではないか?

気になっていたことがあり、
点検修理依頼した時に販売店が伝えてきたメーカーからの情報として「メーカーの手元に同製品(CLUB4020)が無かったので後継新機種のCLUB422Fで確認したところ、やはり風切りノイズが出るためこの製品がもつ特性と思われます。」という報告があった。
普通であれば、こちらから送った点検依頼品で確認すると思うのだが、なぜ別のもので確認したのか疑問に思っていました。
それとも、送ったスピーカーでノイズが確認され、他の個体でも同じようにノイズが出るのか確認した、ということか?
この「後継新機種のCLUB422Fで確認したところ、やはり風切りノイズが出るため・・」があったので、CLUB422Fでも同じようにノイズが出るものだと思ってしまいましたが、この情報の真相は分りませんね。
本当にCLUB422Fでも同じようにノイズが出るのであれば、大問題だと思うが・・
いずれにしても、比較するまでも無く送ったスピーカーで確認したらすぐにおかしいと分るようなノイズだと思うのだが、「MID/HI用です」や「ネットワークで500Hz以下をカット」とか、妙な言い訳で誤魔化そうとするから話がややこしくなる。
「おそらく」ですが、サービス部門が、はじめから「(カーオーディオ用のスピーカーをホームオーディオに使うなんて)使い方がおかしい」というスタンスで、ちゃんと確認もせず対応をしたとしか考えられない。
そうでなければ、このノイズを「スペック内」とは判断しない(できない)と思う。
製品はイイものでも、こんな対応をしていたらJBLブランドにキズが付きかねないです。
ちゃんと責任を持って自分の仕事をしましょう。
点検修理依頼時の往復の送料返して欲しいです。

今は、非常に良い音で鳴っていますよ。
変なネットワークなんか入れなくてもまともに鳴っていますよ。
疲れました・・

CLUB4020のノイズ対策検討2020年06月29日

ノイズの音源がボイスコイルの奥だとすると、このままではどうすることもできない。

スピーカーユニットの裏側のラベルシールを剥がしたら、中央にネジがあってそれを外すとツイーターの支柱を外すことができるかもしれない、と淡い期待。
で、ラベルシーを剥がそうとしたがキレイに剥がれそうもないので、中央をカッターで丸く切りペロリとめくってみました。
残念ながらそのようなネジは無く、ツイーターの支柱は強固に接着されているようでした。

早くも万策尽きた感じです。

CLUB4020のノイズ対策検討2020年06月28日

コアキシャルスピーカーの断面図を描いてみました。
ノイズが出ている部分はボイスコイルとツイーターの支柱の隙間(図のピンク部分)で、ボイスコイルが動くとこの隙間で風切り音が発生していると想定している。
今は比較できる他のコアキシャルスピーカーは持っていないので断定はできないが、過去に保有していたアルパインのコアキシャルスピーカーの写真などと比較すると、CLUB4020はこの隙間がかなり広く 3mmぐらいあるように見える。
この隙間を少し狭くしてみたらどうか思い、ツイーターの支柱部分に極細・薄手タイプの戸当りテープ(厚さ1.5mm×幅5mm)を巻いてみたが、ノイズにはあまり変化が無かった。
この結果から、ノイズ音はこの隙間から出ていはいるが、音源はもっと奥の方なのかもしれない。

CLUB4020のノイズ2020年06月25日

使えないCLUB4020ですが、ネットオークションに出品しても正直にノイズのことを説明すればまず売れないと思う。
どうせ売れないのなら、改造でも何でもいいのでノイズが出ないようにならないものか検討してみることにした。

ということで、現状の音を掲載してみました。
スピーカーユニットはボックスやバッフル板には取り付けず裸の状態で、サインウェーブの20Hz~800Hzまで5秒間スイープした音声です。
音声データは iPhoneのボイスメモで録音した m4aファイルです。
比較のためマークオーディオの CHR-70で再生した音声データもアップしております。

Mark Audio CHR-70


JBL CLUB4020


CHR-70は信号音がキレイに再生されておりノイズは感じられませんが、CLUB4020の方は信号音と伴に風切り音のようなシューという音が出ているのがわかると思います。
音楽CDを鳴らすと結構気になるノイズです。
これがこのユニットの特性(スペック内)だそうですが、本当?

点検後のメーカーの回答には、
「カースピーカーはホームスピーカーとは違いパワー感や高域の伸びを重点に設計しています。」という記載があるのですが、これは音作りの話であってノイズとは別の話。

さらに、
「このスピーカーはウーファーを別に設けることを前提にMID/HI用として設計されております。ホームオーディオで使用される場合は、クロスオーバー周波数が500Hz oct/6dB位のネットワークを作成し、25cm前後のウーファーを導入されることをお勧めします」とのこと。
MID/HI用なんて商品説明のどこにも記載されていないと思うのですが、どこかに英語で書かれていたら気が付かないですし、MID/HI用と認識して購入している人がどれほどいるのでしょうか?
今回の音声は 20Hz~800Hzで切っているがそれ以上でもノイズは出ているのでネットワークは 500Hzどころか少なくても 1kHzぐらいで切らないとダメかと思うが、それだったらこのスピーカーを使う意味が無くなりますね。
言い訳がちょっと苦しい感じです。

でも不思議なのはネットの情報を見るとこのスピーカーの評判って決して悪くない。JBLのネームバリューがそうさせるのか?
たしかにこのノイズが無ければ音自体は悪くないと思うし、「パワー感や高域の伸びを重点に設計しています」と言っているのが理解できるが、このノイズが全てを台無しにしている。
本当にこの個体の不良じゃないのかしら?
新機種の CLUB422Fも良さそうと思っていたのだが、これも同じ(ノイズが出る)らしいので非常に残念です。

CLUB4020からノイズ2020年06月15日

JBL CLUB4020を使用したスピーカーを作成しておりましたが、1か月ほど前から中断しておりました。
というのも CLUB4020からノイズが出ていることがわかり、メーカーに点検修理を依頼していたためで、先日メーカーの回答と伴に現品が返ってきました。

まず、ノイズですが CDを掛けると何か異音を感じるのですが、初めはどこから出ているのか分らず、ボックス内部でケーブルがコーン紙に接触していたり、端子板やバナナプラグのネジが緩んでいて音を出しているのか、など、あちこち疑ってみて点検したのですが、それらしい原因が分らない状態でいました。
最終的には「スピーカーユニットしか考えられない」ということになり意識して聴いてみたところ、どうやら CLUB4020自体からノイズが出ているようでした。
それで、ボックスからユニットを外し裸の状態で鳴らしてみたところ、やはり CLUB4020からノイズが出ていることがハッキリしました。
ツイーターが取り付けられている支柱とコーン紙(ボイスコイル)との隙間がノイズの出所で、チューニングがズレたAMラジオや風切り音のようなシューとかビューという感じの音です。
特に低域~中音域(20Hz~800Hzぐらい)でハッキリわかる程度の音量でノイズが出ています。

このような状態でしたので、当然修理や交換になるものと思いメーカーに点検修理の依頼をしたのですが、メーカーの点検結果は「ノイズは確認したがこの製品の特性なので問題無し」という(唖然とする)回答内容でした。
回答の詳細は記載しませんが、JBLブランドなのにこんなものなのでしょうか?

幸いボックスは他のユニットも取り付け可能にしていたので、気を取り直して別のユニットに交換してスピーカー作成(調整)は継続することにします。
CLUB4020は、今後使用することは無いので、ネットオークションにでも出品しようかと思っています。
落札した人が「このノイズはなんだ?」とならないように、商品説明にはちゃんと詳細を説明して「ノイズは出ますがこの製品の特性なので問題ありません。」というメーカーの見解も記載するつもりですが、これじゃ誰も入札しないですね。
でも普通に市販されているんです。いいのでしょうか?
ちなみに、CLUB4020は生産終了し、今は新機種のCLUB422Fに切替わっています。
CLUB422Fも同様にノイズが出るそうですが、これもこの製品が持つ特性で問題無しだそうです。

仕上げ完了2020年05月16日

調整は後回しにして、先に仕上げを行いました。

バッフルはワインレッド系のスプレーで塗装し、バッフル以外の上下左右の面は木目調のシートを貼った。

なかなかカッコ良くできたと思います。