スプラッシュ用スピーカーのその後2016年06月12日

スプラッシュのダッシュボード上に設置したスピーカーはイイ音を聴かせてくれているが、熱でエッジなどが劣化していないか気になっていたので、外して見てみた。
心配していたエッジは光沢がありコーン紙やフレームにしっかり付いているし弾性も問題ないようだが、コーン紙がこんがりキツネ色になっていた。
カレーパンマンの顔のような色である。
去年の8月ごろに設置したので、1年も経たずこんなことに。
このままダッシュボード上に設置しておいて、こんがり色が付くだけならイイが、出火でもしたらマズイので撤去することにした。

マトリックス接続だが、車の場合はセンターで聴くことが難しいのであまり効果的ではなかったように思う。
電気的にディレーとかを掛けてやらないとうまくいかないのかもしれない。
ということでマトリックス接続もあっさりやめて、サブウーハーだけは残して、純正の状態に戻しちゃいました。

カーオーディオでスピーカーマトリックス再接続2014年09月16日

見直し後の接続方法でつなぎ直してみた。
試聴してみると(試聴に使ったCDは「クリストファー・ハーディ/タッチ」)音がグルグル回るのがハッキリわかるようになった。
但し、車内のセンター付近に顔を持ってくる必要があり、リアシートの中央席がベストポジションになる。
運転席や助手席ではグルグル感は半減する。
それでも、見直し前よりは音場の広がりはよくなっており、ソースによっては音に包み込まれる感じがする。
エンヤなんかがイイ感じ。
検討から含めると三ヶ月ほど続けてきたスプラッシュのスピーカー交換は、これで一旦終了。

で、
長岡鉄男氏設計の MX-1 や MX-10 のようなマトリックススピーカーはバランス駆動アンプでは鳴らせなかったが、スピーカーユニットを 6個にすればバランス駆動アンプに対応したマトリックススピーカーが作れるのではないかと思う。
各スピーカーユニットの接続方法は「接続図A」のような感じになる。
これは今回スプラッシュで実際に接続した方法と同じだが、マトリックススピーカーにするとセンターと左右のスピーカーのレベル合わせが難しいかもしれない。
センタースピーカー2個を16Ωユニットにして、左右のスピーカー4個を8Ωユニットにすればいいような気もするが、やってみないとわからない。
「接続図B」のような並列に接続する方法も考えられるが、こちらは実際に接続していないので何とも言えないし、トータルのインピーダンスをどう計算したらいいのかわからない。
全部16Ωユニットの場合、5.3Ωになる? それとも3.2Ωか?
いずれにしても(以前にも書いたけど)、バランス駆動アンプでマトリックス接続されるような場合はくれぐれも自己責任で。
接続方法としては問題はなくても、スピーカーが断線したりケーブルが外れるようなことが起きた場合は、その時点でアンプが壊れる可能性も考えられるのでご注意を。

マトリックス接続の見直し2014年09月12日

前回、スプラッシュでスピーカーマトリックス接続してみたが期待したほどの音場の広がりが無かったので、本当にこの程度のものなのか?おかしいところは無いか?など、何となくモヤモヤしていた。
で、自分なりに色々検討してみて画像のような接続方法を思いついた。
オーディオ回路に詳しいわけではないので素人の考えだと思うが、見直し前の接続方法だとバランス駆動のホット側の差信号が左サラウンドスピーカーから出力され、そして、コールド側の差信号が右サラウンドスピーカーから出力されるだけなので、フロントスピーカーに比べ半分以下のレベル(音量)になってしまうように思う。
見直し後の接続方法では、ホット側の差信号がフロントドアの左右のスピーカーからそれぞれ逆相で出力され、コールド側の差信号がリアドアの左右のスピーカーからそれぞれ逆相で出力されるので、フロントスピーカーと比べるとレベルは同等か少し落ちる程度と思われる。
ただ、レベル差はメインユニットのフェーダー機能で多少は調整できるので問題ないようにも思うし、どちらの接続方法も結局は同じような気もする。
でも回路的に美しいし、なんとなくこちらの方がアンバランス駆動のアンプを使った一般的なマトリックス接続に近い動作になるように思うので、とりあえずやってみることにした。

カーオーディオでスピーカーマトリックス接続2014年09月07日

スプラッシュの純正スピーカーを使ってマトリックス接続した。
純正スピーカーは全部で4個(各ドアに1個ずつ)付いているので、左右の各2個をシリーズ接続して4個とも鳴らすようにしたが、前回実験した接続方法と基本的には同じ。
フロントスピーカーに比べサラウンドスピーカーのレベルが低いようなので、メインユニットのフェーダー機能でリア(サラウンド側)のレベルを上げて音量差を調整した。
聴感的にはもう少し音場感が広がることを期待したのだが、思ったほどでもなかった。
音はかなりイイのに少々残念。

カーオーディオでスピーカーマトリックスの実験2014年09月04日

バランス駆動アンプでのマトリックス接続について実験してみた。
スプラッシュのメインユニットを使って実験してアンプを壊しちゃったら大変なので、プジョー306 で使っていたメインユニット(SONY CDX-R3300)を使い実験した。
12V電源はバッテリー充電用の安定化電源から供給。
スピーカーは、AVシステム用の自作スピーカーを利用。
結果は問題なく、リア(サイド?)スピーカーからは LR の差信号成分と思われるエコーのような音が出ることを確認した。
もちろんアンプも壊れない。
聴いた感じは「広大な音場の中を音がグルグル・・」とまではいかなかった。
このあたりは、アンプの性能やマトリックス接続との相性もあると思うので、どうすることもでない。
とりあえず、マトリックス接続ができて、それなりに音が鳴ったので OK とする。

今回の実験の結果、個人的には問題無いと判断したが、たまたま壊れずに鳴った可能性もあるし無条件に問題ないのかまではわからないので、バランス駆動アンプでマトリックス接続されるような場合はくれぐれも自己責任で。
また、接続方法としては問題はなくても、スピーカーが断線したりケーブルが外れるようなことが起きた場合は、その時点でアンプが壊れる可能性も考えられるのでご注意を。

カーオーディオでスピーカーマトリックス2014年09月01日

スプラッシュに取り付けたフロントスピーカーは LR のスピーカーの間隔が狭くセンター付近に集中するので、座席から見ると両チャンネルとも片側に寄ってしまうことになり(運転席から見ると両チャンネルとも左側に集中し、助手席だと右側に集中する)、このままではステレオ感は薄れてしまう。
そこで、ドアにマウントされている純正スピーカーをマトリックス接続してサラウンド効果を狙うことに。
実はコレをやってみたくてフロントスピーカーなんてものを付けたようなもの。

バランス駆動のアンプ(BTLアンプ)をマトリックス接続するとアンプが壊れるということなのだが、調べてみるとカーオーディオ用のアンプはバランス駆動が多いらしく、スプラッシュのメインユニットもバランス駆動アンプでした。
インターネットでスピーカーマトリックスについて検索すると、バランス駆動アンプでもマトリックス化できる接続方法(画像のような接続)を紹介しているサイトがあった。

スプラッシュの周波数特性2014年08月28日

周波数特性を測定するときは、パソコン用ソフトのスペクトラムアナライザ WaveSpectra とテスト信号発生ソフト WaveGene を使っているのだが、スプラッシュのメインユニットには外部入力端子が無いので、 WaveGene で発生させたテスト信号(20Hz~20kHzスイープ信号)を入力することができない。
そこで、テスト信号は月刊ステレオ誌2011年1月号付録のオーディオチェック用 CD に 20Hz~20kHz のスイープ信号が入っていたので、これを使用した。
グラフは上から、純正スピーカーの特性、今回作成したフロントスピーカー(FE83E+ツイーター)単体の特性、フロントスピーカー+サブウーハー(SRV250)の特性。
今回作成したフロントスピーカーは中域に暴れがあるが、かなり小さい箱なので仕方がないと思う。
サブウーハーは、カットオフ周波数75Hz、ゲイン調整ボリュームが10時30分ぐらい、同相接続(位相切替スイッチOFF状態)でほぼ特性的にはフラットになった。
聴感的にはゲイン調整ボリュームは12時ぐらいの方がバランスがイイように感じる。

スプラッシュ用フロントSP取付2014年08月25日

スプラッシュにフロントスピーカーを取り付けた。
見た目はなかなかイイ感じ。
音もなかなかイイ。
N-BOX も FE83E +ツイーター(ND16FA-6)なのだが、やはりドアマウントだとドアの共振や位置的な影響によるものと思われるこもりや濁りなどが付加されてしまうようで、スプラッシュの方がクリアで音質的には一枚も二枚も上手という感じ。
ただし、想定していたことだが、難点はステレオ感(左右の広がり)が薄い。
サブウーハは、鳴りっぷりが良く、力強い低音が出ており、フロントスピーカーとのつながりも悪くない。

スプラッシュ用フロントSP試聴2014年08月19日

スプラッシュに取り付ける前に試聴してみた。
スピーカーの正面 1mぐらいにマイクを設置し、LR を同時に鳴らして周波数特性を測定。
ツイーターが付いてる面が正面になるので、FE83E から見ると真横にマイクがあることになる。
グラフは上から FE83E 単独の特性(100Hz以下が盛大に盛り上がっているのはノイズ)、中央がプラスツイーターで同相接続、下がツイーター逆相接続。
ツイーターのローカット用コンデンサは 2.5uF。
特性的には、同相接続が一番いいので、同相接続に決定。
当然、低域はほとんど出ない。
それ以外は、変な癖も無く聴きなれた FE83E の音で、ツイーターもソフトタッチで出しゃばることなくイイ感じ。
だが、LR のユニットが接近しているので、左右のひろがりはほとんど無い。

スプラッシュ用フロントSP完成2014年08月17日

ライトグレーのジャージでサランネットを作り取り付けた。
サランネットも黒の方がカッコよかったと思うが、遮熱を考慮して明るい色にした。
けど、どの程度効果があるのかは不明。
前面中央にカーナビ用のアタッチメントを取り付けて、カーナビを固定できるようにした。
少しツイーターにかぶっちゃうけど、まぁいいか。
D80 が溶けたおかげで、よりイイものができたような気がする。