今日も雨の日2017年10月29日

今日も台風の影響で雨。
こんな日はオーディオです。

で、FE138ES-R使用のバックロードホーンがメインの座に復活したので、FE103-Sol使用の3ウェイスピーカーは AVシステム側に移動した。
元々、3ウェイスピーカーは AV用にと思って作ったスピーカーなので、当初の予定通りになっただけです。
今のところ AVシステムにはサブウーハー用のアンプが無いので、とりあえず手持ちのパーツ(3.5mHのLと68μFのC)でローパスフィルターを作りウーハー(FF165WK)に入れて鳴らしてみた。
AVアンプによる簡易マルチ(2.2ch?)で鳴らした場合に比べると、ウーハーにネットワークが入った影響かと思うが、低域の押し出し感は減ったような感じ。
が、16ΩのFE103-Solにしたので低域不足になることもなく思いのほかイイ感じで鳴っている。
逆に、ツイーターのレベルが相対的に高くなってしまったので、今後調整の必要がある。

スピーカー入替え(2)2016年09月25日

バックロードホーンを AVシステム側に設置した。
スクリーンの影にならないような位置に設置することになるので、部屋の角に追いやられることになる。
壁の影響を避けるため、やや内側に向けて、さらにツイーターは天板の上ではなく内側の肩の部分に置いた。
爆裂音などが多い派手な映画にはバックロードホーンの方が合っている。
ということで、当初の予定とは逆になってしまったが、スピーカー入れ替えでとりあえず落ち着きました。



スピーカー入替え2016年09月20日

AVシステム用にと思い作った 3ウェイスピーカーだったが、メインシステム用スピーカーに昇格することにしました。
逆に、今まで使っていた EF138ES-R 使用のバックロードホーンは AVシステム側に移動となます。
高域の音質(ツイーターの差)、低域の押出し感、音の厚みなどバックロードホーンの方が上回っている部分もあるが、歪感極小の中域と確かな定位などトータル的には 3ウェイスピーカーの方がピュアオーディオには好ましいと判断した。
さらに上を目指してメインシステム用に同じ方式で新たなスピーカーを作る構想もあり、設計はほぼ完了している。
前記した、高域の音質、低域の押出し感、音の厚み、全てを凌駕できるのではないかと期待できるし、使用するユニットも全てそろっているので、作りたくてウズウズしているが、大型のスピーカーを 1年に 2セットも作るのもどうか?と心理的にブレーキがかかっている状況。
「また作るの?」なんて言われそうだし。
来年かなぁ。

AV用スピーカー試聴(3)2016年06月03日

ほとんどの帯域を FE103-Sol が占めているので、爽やかな音で歪感極小。
さらに、+ツイーター & +ウーハー によるワイドレンジ化なので、小口径フルレンジユニット一発によるバックロードホーンやダブルバスレフのようにスピーカーユニットに負荷をかけていないし、マルチウェイのように LCネットワークも入らないので、スピーカーユニット本来の良さがそのまま出ている感じで、イイ仕事(イイ音)してます。

一番驚いたのが、CD「井筒香奈江/時のままに」を聴いた時で、思わず「ほ~!」と声が出た。
この CDはオーディオ雑誌に優秀録音盤として紹介されていた記事を見て購入したもので、購入当初メインシステム(スピーカーは FE138ES-R使用のバックロードホーン)で聴いた時の印象は、このブログにも書いたが「ボーカルの顔の幅が 1mぐらいになり全然リアルじゃない、ガッカリした。」という感じだったが、今回作成したスピーカーで聴くとピンポイントに定位して超リアル、本当にすぐ近くで歌っているかのようで、妖艶な雰囲気に面と向かって聞くのが気恥ずかしくなるような感じさえする。
自分のシステムに問題があるのに、ソフトが悪いと書いていたようで、「まだまだだなぁ」と、反省。
この CDはシリーズ化されており、急に他の CDも聴いてみたくなってきた。

今回作ったスピーカーは、メインシステムのバックロードホーンと比べても、上回っている部分が多いようなので「メインシステムもこの方式のスピーカーにしようか」とムズムズしてきた。
メインシステムのアンプも、AVアンプ(パナソニック SU-XR700)なので環境的には問題は無い。
ただし、低域の迫力や切れはバックロードホーンには負けているので、この辺をどうするか?
頭の中では、構想がグルグル回ってる。

AV用スピーカー試聴(2)2016年06月01日

フィルター周波数を変えて、周波数特性を測ってみた。
グラフは上から、
フィルター周波数 80Hzで、FW165WKのみ、FE103-Sol+T90H、全部
フィルター周波数 200Hzで、FW165WKのみ、FE103-Sol+T90H、全部
の順です。
今のところ、聴感的にはフィルター周波数は 150Hzか 200Hzが良さそう。
オケがシンプルなボーカルなんかは 100Hzがイイと思う(80Hzでもイイかも)が、150~200Hzの方がオールマイティって感じ。






AV用スピーカー試聴(1)2016年05月27日

AVアンプ(SU-XR57)のフィルター周波数はとりあえず 150Hzに設定し、周波数特性を測りながら調整してみた。
サブウーハー出力レベルMAXで、サブウーハー用アンプ(SA-XR10)のボリュームはパネル表示で -25dbぐらいにするとフラットにつながる感じ。
ツイーターのローカット用コンデンサは手持ちで一番小さい容量の 0.22μFを使用した。
バイアンプの LF/HF(低域/高域)出力バランスは、中央から前後に 5段階調整できるが、LF寄りに 4の位置でフラットになる。
上記の設定状態のときの各ユニットの周波数特性を測った結果は、グラフの上から FW165WKのみ、FE103-Solのみ、T90Hのみ、全部、になります。

スピーカーユニットを 2枚のバッフル板で締め上げ、コンクリート板による重量増の影響だと思うが、低域の押し出し感と量感が増えており、サブウーハー用アンプのボリュームは仮視聴のときよりも少し下げている。
16cmフルレンジとは思えない力強い低音がモリモリ出る。
モリモリ出ると言っても、ウーハーの音量はアンプでどうにでも調整できるのでドンシャリでも何でもできるのだが、質も伴っていると思う。

AV用スピーカー完成2016年05月24日

パッと見はメーカー品みたいで、カッチョイイ。
しばし見蕩れてしまいました。
でも、写真じゃ分からないが、塗装時のハケの跡や垂れがある。
塗装はキライだし苦手です。
先を急いで作業が雑になっているのがうまくいかない原因、というのはわかっているが、完成間近だと思うと急いじゃうね。







スピーカーユニット取り付け2016年05月23日

先日も書いたが、FOSTEX の鉄板フレームのユニット(特に8cmと10cmのユニット)は、ネジを強く締め付けるとフレームが歪むという欠点を持っているので、対策としてユニットのフレームを 2枚のバッフル板で挟み込む方法を取ることにした。
歪み防止以外に、鉄板フレームの鳴きも抑えられると思う。
2枚のバッフル板でフレームを挟み込むためには、フレームの厚みの分バッフルに落とし込むザグリを入れる必要があるが、そんな難しい加工はできそうもないので、フレームと同じ厚さのPタイルを挟むことにした。
(文章だけだと解りにくいので、写真上から・・)
バッフル板のスピーカー取り付け穴にスピーカーユニットを置き、さらにフレームの形にくり抜いた(黒い)Pタイルを乗せる。
その上に 2枚目のバッフル板を乗せて、ユニットのネジ穴とバッフル板の四隅のネジ穴にネジを入れて締め上げる。
これで、2枚のバッフル板でスピーカーユニットとPタイルをサンドイッチする構造になる。
2枚目(前面)のバッフル板は、ダクト部分とサブウーハー(FF168KW)部分と中高域(FE103-Sol・T90H)部分の 3分割になっていて、各々同じサンドイッチ構成になっている。
FE103-Sol 特有のキレイなオレンジ色のフレームはほとんど見えなくなってしまい、わずかな隙間からしかオレンジ色は見えなのは少々残念。

スピーカーベース取付2016年05月22日

取り付け用の穴をあけたコンクリート板(25cm×25cm×5cm)に、スピーカー本体と同じツヤ消し黒の水性ペンキを塗った。
インシュレータ取り付け用の穴にナイロンプラグを差し込んで、タップビスでタオックのインシュレータ TITE-25SP を四隅に取り付けた。
そして、M5のネジ(キャップスクリュー)でスピーカー本体と連結。
スピーカー本体の内側には予め、鬼爪ナットを取り付けてあるので、ネジをガッチリ締めてシッカリ固定できる。
コンクリート板とスピーカー本体の間には、密着性を高めるため、100均で購入した滑り止めマットを挟んだ。
これで、転倒防止と音質向上間違いなし(たぶん)。

ボール盤が壊れた2016年05月20日

制作中のAV用スピーカーのスピーカーベースにするコンクリート板(25cm×25cm×5cm)に、インシュレータ取付用の穴とスピーカー本体に連結するためのボルトを通す穴をあけていたら、突然ボール盤の回転が止まった。
スイッチを入り切りしても、力無くゆっくり回転するだけで正常に回らなくなった。
モーターのコイルでも焼き切れたのか?
6mmの貫通する穴をあけていた途中で、穴は最後のひとつだったのに。
続きは普通の電動ドリルであけたが、かなり押し付ける力がいるし、ひとつあけるのに 1分ほどかかるので、モーターに無理がかかったのかもしれない。
このボール盤は 20年近く前に粗大ゴミに捨てられていたのを拾ってきたもので、普通の工作用のボール盤とは少々構造が違っていて使いづらいところもあったが、何かと役に立っていたのに、ついに逝ってしまった。
本当の粗大ゴミになるときが来たようである。
ボール盤よ、いままでありがとう。