SU-XR700 視聴結果の考察2013年05月11日

アナログ入力の音が劣る結果になるのではないかと想定していたのが、全然違う結果になってしまった。

フルデジタルアンプの場合は DACが無い(?)ので、CDプレーヤーからデジタル接続すれば信号の欠落や色付けされることなくストレートに音に変換され、イイ音で鳴るものだと思っていた。
なので、アンプに SU-XR700 を使い、CDプレーヤーにパイオニアの BDP-450 などのような比較的安価でも SACD もデジタル出力(HDMI)できる機種を選択すれば、高級機でなくてもかなりイイ音になるのではないかと考えていた。
しかも重量も軽くできるし一石二鳥だ!などと考えていたのだが、安易な考えだったのか?

以下は自分なり(素人なり)の勝手な考察です。
デジタル接続した音はCDに刻まれている信号をストレートに鳴らした音のはずだが、残念ながらストレートに鳴らした音がイイ音になるとは限らない。
考えて見れば、もしデジタル信号をデジタルアンプでストレートに鳴らした音が最高なら、高価なDACなんて存在しえないことになってしまう。
アナログ入力の音が良かったのは、CDプレーヤー(VRDS-25Xs)のDACが優秀だったということなのでしょう。
もちろん SU-XR700 がダメということではなく、入力した信号を無色透明に増幅しスピーカーを強力にドライブするというアンプ本来の能力は非常に高いように思う。
なので、このアンプは高級アナログアンプにも劣らないという評価もできるだろうし、CDプレーヤーなどの送り出し側がイマイチだったらイマイチのまま音になってしまうのでこのアンプはダメだと評価されてしまうこともあるのだと思う。
デジタル入力の方がおとなしく少々ツマラナイ感じに聴こえたのも、アナログ入力より歪成分が少なく色付けもされていないため、そのように感じたのかもしれない。

また、アナログ入力には6N銅単線による自作ピンケーブを使用しており、光デジタルケーブルと同軸デジタルケーブルは一番安いものではないが下から2~3番目ぐらいの比較的安価な市販品を使用したので、デジタル接続がやや不利だったことも結果に影響した可能性も考えられる。
などと考えると個人の視聴なんてかなりいい加減なものだとも思う。

次は、レコードの視聴かな?