サブウーハーを密閉式に 12021年09月29日

FE138ES-Rを 2発使用(前後に1個ずつ使用)したメインシステムのサブウーハーですが、バスレフ式でしたが密閉式に変更してみることにしました。
設計では、中高域側のボックスは密閉式でサブウーハーはバスレフ式にしていました。
低域はサブウーハーに任せることができるので、下手に低音を出すよりは濁りの無い中高域を狙った方が良いかなという考えで中高域側は密閉式にしたのですが、作成してみると密閉式の詰まったような音に我慢ならず後面に息抜き用の穴をあけてしまいました。
密閉式で音が気に入らなかったら穴をあけることは設計当初から想定していたことなので「やはりな」という感じでしたが、サブウーハーはバスレフしか考えていなかったので、ダクトのチューニングに終始していました。
それで満足はしていましたが、急に「密閉式にしたらどうなるのか?」ということが気になりだしてきて、とりあえず変更してみることにしました。
ダクトは底面に付いており、ネジ止めされているダクト部分を外してメクラ蓋をするだけなので、密閉式に変更することは簡単です。

ホワイトパール系に塗替え2021年08月26日

スピーカーユニットは FOSTEXの MG130HRで、フレームやコーンは明るいシルバー系の色で見た目は派手な感じなのですが、スピーカーグリルが黒なのでグリルを嵌めると地味な感じになっていたのが少々残念でした。

ということで、スピーカーグリルをホワイトパール系に塗り替えてみました。
格好良くなったのかどうか、やや微妙です。
もう少しだけシルバー寄りの色だった方が良かったような気もしますが、見慣れてきたら違和感が無くなってきました。

エンブレムも「VISATON」から「FOSTEX」に変更しました。
こちらは間違いなくカッコイイです。

メインスピーカーのローカット 22020年04月06日

メインスピーカー用のアンプを SU-XR700に替えて、周波数特性を測定しました。
グラフは、上から、
1.メインスピーカーのみの特性。
 SU-XR700のスピーカーサイズ設定はラージなので LPFは無し。
2.メインスピーカーのみの特性。
 SU-XR700のスピーカーサイズ設定はスモールで LPFは 200Hz。
3.ウーハー+メインスピーカーのトータルの特性。

1と2のグラフを見比べると、低域がカットされているのがわかります。(20Hzに向けて上昇しているのは環境ノイズです。)
音は、「低域のカブリが無くなりスッキリしました。」と書きたかったのですが、中高域がかなり大人しくなってしまい情報量不足でキレがありません。
明らかに SU-XR700本来の音ではないので、危惧していたとおりプリアウトをLINE入力で受けることによる弊害で音質が劣化しているのだと思います。
SU-XR700は 2年ほど使っていなかったので休んだ影響もあるのかと思い、しばらく鳴らしてみたがあまり変わらず。
低域のカブリは無くすことができそうですが・・・これではイケマセン。
ん~、残念!

メインスピーカーのローカット 12020年04月04日

今の音に特に不満は無いが、先日測定した周波数特性を見ていると、ウーハーとメインスピーカーの低域のカブリを無くしてみたいと思ってしまう。
が、LCネットワークは入れたくないし、チャンデバや PX3のような DSP搭載のアンプを新たに購入するのは控えたい。
色々考えていたら、AVアンプの SU-XR700を使うアイデアが浮かんだ。

AVアンプの設定でフロントスピーカーのサイズをスモールに設定すると、フロントスピーカーに対し LPFがかかり低域をカットしてくれるようになり、カットされた低域はサブウーハーに振り分けられます。
SU-XR700の場合は、LPFのカットオフ周波数は 80~200Hzの範囲で設定できる。
フロントスピーカーをスモールに設定するとサブウーハーは自動的に「ON(使用する)」になるが、サブウーハーは接続しなければいいだけなので問題は無いと思う。
今はメインスピーカー用のアンプには A-1VLを使っているが、これを SU-XR700に替えて上記の設定を行い、ウーハー側はアンプを含めて現状のままとします。
問題点は、SU-XR700は MAIN-INが無いので プリアンプの出力は CD-INなどの LINE入力に接続することになるが、MAIN-INがある A-1VLと比べると音質的には不利になる。
どうなるのかはやってみなければわからないので、メインスピーカー用のアンプを SU-XR700に替えてみました。

周波数特性測定2020年04月02日

ウーハーは、バスレフダクトの出口が左右で、ユニットは前後を向くように変更しました。
この方が低音の圧力が上がるような気がしています。

で、周波数特定を測ってみました。
グラフは、上から、
1.ウーハーのみの特性。
 アンプのLPFのカットオフ周波数は 250Hzで、減衰率は 24dBに設定。
2.メインスピーカーのみの特性。
 ツイーターのハイパス用コンデンサは 0.33uF。
3.ウーハー+メインのトータルの特性。

ウーハーのカットオフ周波数はもう少し低くできそうです。

メインのインピーダンス測定2020年03月10日

メインスピーカー(MG130HR+T90A-EX)のインピーダンスを測定してみました。
作成当初は完全密閉型でしたが、音が気に入らず裏面に息抜き用に直径30mmの穴をあけてバスレフ型に変更しています。
計算上の fdは 95Hzぐらいになりますが、あまりバスレフダクトとしては機能していないと思います。
インピーダンス曲線(上のグラフ)を見ると 50~60Hzに変なうねりのような曲線が出ていますが、これがバスレフ特有の2つある山の内の下側(低い周波数側)の山だと思います。
山が小さいので上側(高い周波数側)の山に隠れてしまい fdの谷が無くなっているので、穴はバスレフダクトとしては機能していない、ということでしょう。
バスレフダクトとして機能していないとしても妙なインピーダンス曲線になっているので、さらにバスレフの動作を抑えるために丸く切った円柱形のスポンジを穴に軽く詰めて、内部の吸音材も少し増やした。
で、改めてインピーダンスを測定したのが下のグラフで、キレイな密閉型のようなインピーダンス曲線になりました。

ウーハーのインピーダンス測定2020年03月01日

ウーハーのダクトは聴きながら少し調整しています。
バスレフダクトには呼び径65(内径76.6mm)のTSソケットを使用していますが、入り口側半分に5mm厚、出口側半分に2.5mm厚の発砲ゴムを内側の周囲に巻いた(入れた)ので、内径は約66.6mm~71.6mmになっています。
また、バスレフダクトのガイドは固定用ネジ穴を1段広げたので、完成当初よりは幅が18mm大きくなっています。
で、ウーハーのインパーダンスを測定してみました。
ウーハーなので上の方を測定しても無意味ですので、周波数レンジは10Hz~1,000Hzまでです。
fdは 40Hzになっているようです。
バスレフの場合のインピーダンス曲線は、2つある山は同じぐらいになるのが理想ということらしいですが、山の高さには差があるので理想からはずれているようです。
最低共振周波数が 60Hzとやや高めの FE138ES-Rをウーハーに使っているので仕方が無いと思います。
fdをもう少し高めに設定すれば理想の曲線に近づけるかと思いますが、本来フルレンジでバックロードホーンじゃなきゃ低音は出せないという FE138ES-Rをウーハーに使っているのですから、多少の無茶は承知です。
ですが、聴感的には押出し感があり、音程明快なパワフルな低音が出ているので、狙いは外れていないかと思っています。

スピーカーグリル2020年02月17日

作成したスピーカーグリルを付けるとこんな感じになります。
黒いからか見た目は少し落ち着いた感じにはなったが、ダサくはなっていないのでOKです。
ホワイトパールのような白っぽい色に塗装したらいい感じになりそうな気もするが、イマイチだったとしても元に戻せななくなるので、当面はこのままにしておきます。
それと、使用しているスピーカーユニットとは関係が無い【 VISATON 】というマークが前面に付いているのが少しだけ残念なのですが、それほど目立っていないし格好悪いわけではないので、まぁ良しとします。
グリルの着脱は至って簡単なので、(真面目に)聴くときは基本的に外すつもりです。

スピーカーグリルの作成2020年02月15日

MG130HRに合うスピーカーグリルをネットで探したところ、VISATON製のグリルが合いそうだったので、さっそく購入してみた。
届いたグリルを合わせてみたらサイズ的にはほぼピッタリだっが、固定用のネジ穴は 4ヶ所(MG130HRは 6ヶ所)だし、ネジ穴部分には内側に出っ張りがある(写真の赤丸部分)。
内側の出っ張りは不要なので削り取り、MDF材でグリルの内側にはめるリングを作り、4つのネジでグリルとリングを固定した。
リングは黒に塗装してます。
で、リングには MG130HRのネジ穴に合う位置 3ヶ所に小さいネオジム磁石を固定した(写真の緑丸部分)。
これで、MG130HRを固定しているネジにネオジム磁石が張り付いて、グリルは固定されます。

じんわりと満足感2020年02月09日

日々、様々なCDやレコードをかけて聴いている。
完成当初に鳴らしたときは試作機とそれほどには変わらないかな?という印象だったが、ここにきてかなり音質が向上してきており、聴き慣れたソースでも新鮮に聴こえることが多々ある。
このスピーカーの音を聴いていると(先のことは分りませんが)何となく「もう上がりかな」という気がしてくる。
もちろん上には上がいる(ある)でしょうが、部屋やお財布などの環境を考えると、これを超えるのは難しいかな?という感じです。
で、スピーカーユニット MG130HRの位置が、ちょうど手や肘が当たるような高さになっているので、注意はしているが非常に怖い。
凹ましたりしたら大変。
かなり入手困難なユニットです。
ということで、保護ネットの作成を検討中です。
過去にも自作スピーカーに保護ネットを作ったことはあるが、ダサくなってしまう傾向にあるので、今回はそのようなことが無いように、今のルックスはできるだけ確保したいと思っている。