OM-OF101入手2021年09月02日

「これならできる 特選スピーカーユニット 2021年版オンキョー編」を購入しました。
ユニットを手で持った感じはズッシリとしていて作りも良さそうです。
STEREO誌の付録も含めて過去のユニットはどことなく「オマケ」感がありややチープでしたが、OM-OF101は普通に市販されている標準ユニットと言ってもおかしくない出来だと思います。
トンボの羽をモチーフにしたコーン紙の見た目は異様で、このような特殊な技術を持った製品は機能美を感じたりするものですが、これは保護ネットやグリルで隠した方がよさそうです。
ですが、音質優先ということでよろしいのではないでしょうか。

このユニットを取り付ける箱は、昨年 10cmユニット用に作ったデッドマス内蔵型のバスレフ式スピーカーボックスにする予定です。
この箱は FOSTEXや TangBandの10cmユニット以外にもマークオーディオの CHR-70も取り付けできるようにしていたのですが、OM-OF101は CHR-70用のネジ穴に合う(厳密にはスパンが1mm違います)ようなので箱の加工はせずにそのまま取り付けできそうです。

OM-OF101取り付け2021年09月06日

OM-OF101を自作のデッドマス内蔵型のバスレフ式スピーカーボックスに取り付けました。

スピーカーユニットはバッフル板の内側から取り付けるタイプで、バッフル板とユニットの間に 100均のカラーボードで作ったガスケット(水色の部分)を挟めて、MDF材で作ったインナーリングを嵌めて 8本のネジで固定しましました。

さらに、ネジ式のデッドマスで後ろ側からユニットを押し付ける形になるので、フレームの鳴きやエア漏れはほぼ無いと思います。

OM-OF101試聴2021年09月10日

さっそく OM-OF101を鳴らしてみました。

高域が不足していて解像度も低く中低域の量感はそれなりにあるがアタックが弱いという感じです。

鳴らし始めなので、動きが悪いのでしょう。

ダクトや吸音材のチューニングは行っておりませんので仕方が無いのかもしれませんが、それにしても「ラジカセかっ!」って言うぐらい結構ひどい音かも。

期待していただけにちょっとガッカリです。

これから変わっていくのか?

OM-OF101激変!2021年09月12日

OM-OF101の初鳴らしでは寝ぼけた音にガッカリでしたが、その後できるだけエージングが進むように過激な音が入ったCDを連続で掛けたところ、目が覚めたように音は激変しました。
刺激的な音ではないが、高低のバランスが良く、リラックスして音楽を聴くには非常に良いスピーカーだと思う。
と、書くと特徴が無いツマラナイ音と言っているように感じるかもしれないが、このような無味無臭の音を出すスピーカーユニットって意外と少ないのではないかと思う。
まさしくこの特徴はオンキョーが狙った音になっているものと思います。
確かにソースによっては高域がもう少し欲しいと感じることもあるが、安易にツイーターを追加してしまうと、無味無臭を壊してしまうかもしれない。
ダクトのチューニングを行っていない現状でも深い低音も出るし、この短時間でここまで良い音に変わってきているので、さらに期待しちゃいます。

OM-OF101その後2021年09月24日

OM-OF101をしばらく鳴らしていましたが、無味無臭の音がどうも好みではないようで、聴いていると飽きてしまいます。
勝手なものですが「とてもいい人なんですが、一緒にいてもつまらない。」という感じでしょうか。
他にやりたいこともあるので、OM-OF101とのお付き合いもここまでです。

ということで、JBL CLUB422Fに戻してしまいました。
CLUB422Fは、ノイズが出るなど一時は「買って失敗した」と思いましたが、突如ノイズは無くなりかなりイイ音で鳴っています。
カーオーディオ用のスピーカーですが、本格的な音で今ではお気に入りとなっています。

サブウーハーを密閉式に 12021年09月29日

FE138ES-Rを 2発使用(前後に1個ずつ使用)したメインシステムのサブウーハーですが、バスレフ式でしたが密閉式に変更してみることにしました。
設計では、中高域側のボックスは密閉式でサブウーハーはバスレフ式にしていました。
低域はサブウーハーに任せることができるので、下手に低音を出すよりは濁りの無い中高域を狙った方が良いかなという考えで中高域側は密閉式にしたのですが、作成してみると密閉式の詰まったような音に我慢ならず後面に息抜き用の穴をあけてしまいました。
密閉式で音が気に入らなかったら穴をあけることは設計当初から想定していたことなので「やはりな」という感じでしたが、サブウーハーはバスレフしか考えていなかったので、ダクトのチューニングに終始していました。
それで満足はしていましたが、急に「密閉式にしたらどうなるのか?」ということが気になりだしてきて、とりあえず変更してみることにしました。
ダクトは底面に付いており、ネジ止めされているダクト部分を外してメクラ蓋をするだけなので、密閉式に変更することは簡単です。