PRA-2000の改造 162021年06月23日

そっそくメインシステムに設置し、「長岡鉄男のA級セレクション」から何枚かのレコードを聴いてみました。

まずは「フラメンコフィーバー」です。
床を踏み鳴らす強烈な足音は改造前に比べるとパワーを増したように感じ、カスタネットの音はキレッキレで手の動きが見えるようです。

次は「ギターとヴァイオリンのための夜想曲と二重奏」。
マニアックな内容が多い A級セレクションの中で、非常に聴きやすい曲が収録されているレコードで個人的には再生回数が多いレコードになっています。
これも改造前に比べると全体的に良くなっていると思うが、とろけるような繊細な表現力は PRA-2000ZRが上だったように思う。

そして「中世のクリスマス」。
A面冒頭のステージ奥(少し高くなっている?)から手前に移動してくる場面では、その様子が見えるようで改造によりさらにリアルさがアップしたように感じる。

その他様々なレコードを聴いて本日の最後になってしまった「芸能山城組 恐山」です。
A面の「恐山」は大音量にしないと真価が分らず我が家では再生困難なので、普段聴いているのは B面の「銅之剣舞」です。
後半からの戦うシーンは大迫力で、カキンカキンと剣がぶつかり合う音と、ドドドドドドという人の移動感はリアルの極致です。
知らないうちに音量が上がっていたようで、家族から「いい加減にせい!」と一声。
リミッターが掛かってしまいました。
その瞬間、音にのめり込んでいた状態からハッと我に返り、ここで終了となりました。

完成した喜びにやや盛った評価になってしまった感はあると思いますが、フォノアンプに不必要な回路はほぼ外すことができたので、シンプルな構成になり改造によって音が悪くなる要素は無いと思います。

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