PRA-2000の改造 92021年05月19日

ラックに収めてみましたが、カッコイイです。
前面パネルの上側に PRA-2000のドア部分を取り付けて、下側のスイッチが付いている部分は PRA-2000風に引っ込んだデザインにしましたが、手作り感は無くまるで市販品のようです。

早速、メインシステムで鳴らしてみた。
「おお!いいんじゃない。」と思わず声が。
しばらく鳴らしていると、音が変わってきました。
「エージングが利いて良くなってきた」と言いたかったのですが、そうではなくエキセントリックな音と言うか低音が出ていないような感じで、おまけに針飛びが・・
針かレコードがおかしいのかな?と思い、針をクリーニングし盤面をチェックしたがキズらしいものも無いし、なんだかよくわからない。
とりあえずレコードを替えて聴いてみたが、やはりしばらく聴いていると変な音に変わり、針が飛びました。
「フォノアンプが悪さしたとしてもこんなことになる?」としばらく悩んでいたが、アーム周りをチェックしたところ原因が分かりました。
アームの架台に接続したアース線がアームの後ろ側に接触していました。
レコードの外周をトレースしているときは接触していないが、内周に移動してくるとアームの後ろ側が外側に振られることでアース線に接触してきて、徐々に音が変になりついには針が飛ぶという原因でした。
アース線の引き回しを変えて、再度試聴。

イイ音です。
MM側のノイズは、ショートピンを刺したり、カートリッジを接続すれば消えるが、いずれ解消したいと思う。
それと、電源を切った時にスピーカーから「プッ、シュ~」という音が出てしまう。
原因はだいたい想定していますが、これはヨロシクナイ、カッコ悪いです。
音は、中高域はきめが細かくなり、低音は押出し感(量感?)が増えたような感じがします。
聴き慣れたはずのレコードでも「こんな音が入っていたのか」と気付くことがあったり、全体的にレベルアップしたような気がしますが、無事に鳴った満足感でそう聴こえるだけかもしれません。
元の音と聴き比べできず感覚的なものなので微妙です。