PRA-2000の改造 32021年04月29日

色々検討した結果、不要部分への電源供給を単純にカットするだけの改造ではなく、もう一歩進めた改造にすることにしました。
それは改造とは言えないかもしれませんが「ヘッドアンプ基板、イコライザー基板、電源基板、トランスを使い新たにフォノアンプを作る」というものです。
本当にそんなことできるのか?まだ見えていない部分もあるので少々不安ですが、とりあえずやってみることにしました。

PRA-2000には PHONO入力は 3系統あり、
・PHONO-1:入力インピーダンス50kΩ(MM用)
・PHONO-2:入力インピーダンス50kΩ(MM用)/100Ω(高出力MC用)切替可、
・PHONO-3:入力インピーダンス100Ω(ヘッドアンプ直結、一般MC用)
となっている。
PHONO-2を 50kΩに切替えれば PHONO-1と同じになるので、改造では PHONO-1は省略し、入力は PHONO-2と PHONO-3の 2系統のみとします。
個人的にはほぼ MCカートリッジしか使わないので、2系統あれば十分です。

ということで、スイッチ類や RCA端子などの必要な部材を発注しました。
収めるケースはアルミ製のシャーシを探しましたが、適当なサイズのものが見当たらなかったので、合板とアルミチャンネルを組み合わせて作ることにしました。
合板だけだと外来ノイズの混入が心配になるので、効果の程は分りませんが内側に薄い銅板を貼りシールドする予定。
それと、Zや ZRほどではないですが PRA-2000もそれなりに発熱があるので、放熱用の通気孔は少し大きめに取ります。
デザインは PRA-2000に敬意を表して PRA-2000風にするつもり。