スピーカーユニット選定中2014年06月15日

スプラッシュに使用するスピーカーユニットを検討している。
希望は、8cm以下でできるだけ小さくて薄くて、低域は欲張らないが中高域の質が良くてできればメリハリ調が好み、高域はツイーター無しでも行けるぐらいに延びていてほしい。
「新たに買うとしたらこれかなぁ」という意中のユニットはある。
が、とりあえず手持ちのユニットの中で使えるものはないか検討しているけど、これだ!というものが無い。
ちょっと大きいけど月刊STEREO誌付録の ScanSpeak 10F/8422-03(写真右下)が希望に一番近いかな。

CREATIVE D802014年06月19日

突然だが、アンプ内蔵ワイヤレススピーカー「CREATIVE D80」を購入した。
Bluetooth で接続することができ、他に AUX入力もある。
デザインはシンプルでカッコイイと思う。
これが 3,000円もしないんだから激安。

ノートパソコンとLINE接続して、周波数特性を測定してみた。
低域は望めないが、凸凹が少ないイイ特性だと思う。
聴いた感じは「まぁこんなもんかな」という普通の音。

D80 分解調査2014年06月21日

CREATIVE D80 を分解してみた。
FOSTEX の 8cmユニット(FF83Enなど)より少し小さいユニットが付いている。
ユニットの裏側を見てもメーカー名などの刻印は無いので詳細は不明。
エッジはウレタンで、ペーパーコーンだと思われる。
マグネットは小さ目で直径45mm 厚さ8mm で、さらに二回りぐらい小さいキャンセリングマグネットが付いている。
価格を考えればこんなもんでしょう。
いやいや、FF83En を 1個買うより D80 の方が安いんだからゴリッパとも言える。
口径的にはダイトーボイスの RA-7 や RA-7DX クラスだと思うので、ユニットを交換すれば音質アップになるかも。
ただしアンプ内蔵の機種で、音はアンプ・ケース・スピーカーユニット全てを含めてトータル的に調整されていると思うので、一部だけのレベルを上げても全体のバランスが崩れて癖のある音に変わってしまう可能性もある。
アンプの基盤はケース内の中央付近に取り付られており、他に 4cm角ぐらいの電源トランスが右スピーカーユニットの後ろ側に付いている。

D80 スピーカー単体としての特性2014年06月23日

CREATIVE D80 のスピーカーユニットにスピーカーケーブルを直結して(ケーブルはケース後ろ側のダクトから出した)、外部アンプ(パナソニックSU-XR57)で鳴らしてみた。
音はメリハリ感がアップして良くなった感じはするが期待したほどでもない。
周波数特性を測ってみたが、オリジナルの内蔵アンプに比べると、凸凹が増えて高域が早めに落ちている。
(上がD80オリジナルの特性、下が内蔵アンプをパスしたスピーカーユニット直結の特性)
やはり、内蔵アンプでフラットになるように調整されているものと思う。

D80 スピーカーユニット交換2014年06月28日

もう少しマシなスピーカーユニットに交換してみようと思い、東京コーン紙製作所の F77G98-6 を購入してみた。
ダイトーボイスの RA-7DX にするか迷ったが、F77G98-6 は 2個で500円程度とかなり安く、特性グラフを見てもフラットで高域が少し持ち上がった感じで悪くないようだし、マグネットも RA-7DX と変わらないような感じなのでこちらを選択。
但し、PPコーンなので音はソフトタッチかもしれない、というのが気になったが、まぁとりあえず購入。

F77G98-6 のマグネットは D80 オリジナルユニットより二回りぐらい大きく、頼もしい感じがする。
F77G98-6 はそのまま D80 にピッタリ合うのではないかと思っていたが、フレームのアールが若干違っていて(F77G98-6 の方が四隅が少し尖っている)スピーカーユニットの落とし込み部分にはまらなかった。
ビス穴の位置はピッタリ合っているので、フレームを少しヤスリで削ることに。
削ったカス(鉄粉)がボイスコイルの隙間にでも入り込んだらマズイので、スピーカーユニットの裏側全体をビニールテープでグルグル巻きにして保護しながら作業した。
四隅付近を 1mm 程度削るだけなので、それほど時間はかからず作業は終了し、無事取り付け完了。
元々 D80 には吸音材は入っていなかったが、38cm×12cm×1.5cmぐらいのろ過マットを半分に切って、左右各ユニットの後ろ側に入れた。