メインシステムのスピーカー構想 52023年06月10日

「構想 3」と同じで現行のサブウーハーは残して中高域用の箱だけ作り直す案です。
「構想 3」では上面と前面を斜めにしましたが、工作の難易度を下げて後面だけを斜めにしてみました。
塗装による仕上げは面倒だし難しいので次回の制作では上下と左右の面には木目調のシートを貼ろうと考えており、斜めカットが無い四角い箱の方がグルリと貼るだけなので都合が良い。
底にはスパイクインシュレータ TITE-25PINを3個(前2個、後1個)取り付ける。

メインシステムのスピーカー構想 42023年05月18日

まだ揺れ動いています。
前回、バッフル面と上面を斜めにすることで平行面を少なくして内部の定在波の発生を抑える箱を設計しましたが、中高域用の箱だけではなくサブウーハー側も同の構造にしたいと考えて、また凝りもせず設計してみました。
バッフル面や上面など外から見える箇所を傾斜させるとなるとやはり工作の難易度は上がってしまい手に負えなくなりそうなので、裏面と内部の仕切り板を斜めにするだけならそれほど難しくなく作れると思う。
ということで設計してみたのが図のような箱です。
これで上下面と前後面は斜めになり、平行面は左右面のみになります。
斜めとは言っても傾斜角は 6°だけなので、どれほどの効果があるのかは不明です(もう少し角度を付けた方が良いのか?)。
左右面も内部に補強材を入れることで単純な平行面にはならないようにするつもりです。

メインシステムのスピーカー構想 32023年04月25日

設計した時は「これでイイ」と思うのですが、時間が経過すると見直したり全然別のアイデアが浮かび変更したくなってきてしまう。
作った後から「こうすれば良かった」では遅いので、これはこれでイイと思っています。
ということで、今回も同様に揺れ動いています。
もし全て作り直しになった場合、サブウーハーの箱が余ってしまうことになり、出来は悪くないので捨てるのももったいないし、かと言って置き場所も無い状態。
なので、「ネジがめり込む」や「容量を増やしたい」という問題は中高域用の上の箱だけのことなので、サブウーハーは残して上だけ作り直すのも有りだと思う。お財布にも優しいし。
で、こんな感じかなと考えたのが図のようなイメージで、サブウーハーは低めのスピーカースタンドに乗せてその上に中高域用の箱を載せる案です。
これで低音と中高音の音源を集中できるようになるかと思う。
さらに、斜めカットになるので工作はやや面倒になるが、バッフル面と上面を斜めにしてエンクロージャー内の定在波の発生を抑えるようにしたい。

メインシステムのスピーカー構想 22023年04月02日

大まかに設計してみたのが図のような感じで、最近よくありがちなトールボーイスタイル。
使用するスピーカーユニットは変更せずフォステクス T90A-EX、MG130HR、FE138ES-R(×2)とし、「オールアルニコ・オールマグネシウム」は継続したいと思う。
エンクロージャーの方式も変更せず密閉式で、上下2分割です。
ウーハーは前後に2発でしたが後ろ側のスペースを開ける必要があるなど設置に制約がかかるので、全てのユニットを前面に配置したいと考えている。
低音再生には前後2発の方が良いのかもしれないが、全ユニット前面配置の方が見た目もイイしね。
使用する板はバッフル板以外は加工が楽なMDFを使用するが、バッフル板だけはまともな無垢材か集成材を使用したいと思う。
デッドマスを付けたり色々工夫していたが、今回は面倒なことはしない予定。
実際に作り始めるのが何時になるかは未定ですが、年内には完成させたいかな?

メインシステムのスピーカー構想 12023年03月27日

半年ぶりの更新です。
FE108SS-HPバックロードホーンは放置プレー中。

で、現在のメインシステムのスピーカーはフォステクス T90A-EX、MG130HR、FE138ES-R(×2)を密閉式エンクロージャーに収めた 2ウェイ+サブウーハーという構成になっていて音は十分に満足しているが、以前から少し気になっている部分があります。
エンクロージャーの板材にはMDFを使ったが、一部使い方が悪かったため MDFの欠点が露呈してしまっている。
MDF材の表層は合成樹脂(?)で固められているので比較的硬くなっているが、中間層はかなり軟らかくもろい構造になっている。
バッフル板とボディ側の板をバッフル板側から差し込んだネジを締めて固定しているが、バッフル板の前面からネジの頭が出ないようにザグリを入れてしまったので、ネジの力がMDFの中間層にかかり、極端に言えばネジを締めれば締めるほどネジがめり込んでいってしまうようになっている。
適当に締めたところでネジ締めを止めてはいるが、これではバッフル板とボディが強固に固定されているとは言えない状況です。
当初はバスレフ式だったのを途中から密閉式に変更したこともあり内圧はかなりかかっていると思うので、強固に固定されていないとわずかかもしれないがエア漏れしている可能性も考えられる。
バッフル板だけ作り直すことも考えたが、エンクロージャーの容量を増やしたいし、他にも見直したい点があるので作り直しの検討に入りたいと思う。

ショックだ!2022年09月03日

毎年のことですが 8月はオーディオのやる気が無くなります。
全く何もしていなかったわけでもないのですが、目ぼしいネタも無くブログの更新もゼロでした。
とりあえず FE108SS-HPバックロードホーンのバッフル板の塗装をしました。
空気室を固定してしまう勇気も無く、音はあいかわらずでモヤモヤしています。

で、ショックなことですが、新品のFE108SS-HPがネットオークションに出品されたのですが、落札されません。
価格は FE108EΣ程度(送料込み)で決して高いわけでは無いと思うが、それだけ世間的な評価が低いということなんだと思う。
オイラみたいなバカは「ちょっと高いなぁ」と思いながらも「限定品だ!」ということで大いに期待をしてすぐに飛びついてしまったわけですが・・
もちろん自作の箱がベストでは無いのかもしれないので作り直したい気持ちもあるが、評価が低いユニットに付き合うのも疲れます。
FOSTEXさんよぉこんなんでいいの? こんなことやっていたらメーカーの信用だって失墜しまっせ。
哀れなユーザーを救済して欲しいものです。

FE108SS-HPバックロードホーン その後のその後2022年07月22日

GT-2000用外部電源作成に集中していたのと、音がイマイチだったということもあり二ヶ月近く FE108SS-HPバックロードホーンは放置しておりました。
久しぶりに聴いてみたところ低音の量感が増し音に厚みが出てかなり良い感じに変化しており非常に驚きました。
それと、完成当初はスムーズに動いていた可変空気室の仕切り板ですが、固着してしまい叩かないと動かすことができなくなっていた。
今は湿気が多い季節なので、木(MDF)が湿気を吸って膨張した可能性もある。
空気室のエア漏れはほぼ無いと思っていたが、低音の量感が増えたのも仕切り板が膨れて空気室のエア漏れが抑えられた影響があるのかもしれない。
と言うことは、冬になると(乾燥する季節になると)また低音の量感は減る可能性もある。
何やらややこしいことになりそうなので、仕切り板は固定(接着)してしまった方がよさそうです。

FE108SS-HPバックロードホーンのその後2022年05月30日

低域信号を高レベル(我が家では高レベルでも一般的には中レベルかな)で送り強制的に動かすブルブル作戦は暇を見て実施しておりましたが、急激に音が良くなるということは無くなりエージングは落ち着いてきたようです。
音はクセが一切なく情報量大で正確無比という感じの音です。(感動できる音ではないかも・・)
低音の量感が今一歩欲しい感じもあるので、広がり率を少し広げるかスロートを少し大きくすれば(或は両方)良いかと思いますが、今となってはどうしようもありません。
このあたりは広げ過ぎると今度は音像が膨れたりするので、難しい部分ではあります。

16cmの FE168SS-HPにも興味が湧いてきたので、かるくアウトライン的にバックロードホーンを設計してみたところやはりデカくなるので却下です。
個人的には 13cmぐらいがちょうどよいのですが、FOSTEXはもう13cmユニットは出さないのでしょうか?
純マグネシウム振動板と同様に 13cmユニットも FOSTEXには是非再販してほしいユニットなんだけどなぁ。

FE108SS-HPバックロードホーン作成 延長戦2022年05月23日

ユニットを替えてみて良い音で鳴ったことから、エンクロージャーだけに問題があるわけでは無いことを確認しました。
ユニットと箱との相性はあるのかもしれないが、もう少し粘ってみることにした。
何しろ高価なユニットなので FE108SS-HPを簡単に諦めるわけにはいかない。

で、今度は逆に FE108SS-HPを他の箱に入れた時の音も聴いてみたいと思い、シングルバスレフのエンクロージャーに入れてみました。
当然控えめですが低音は出ないことは無いし、全域に渡り悪い音ではないようだが何かがおかしい。
コーンの動きを何かで抑えられてダイナミックレンジが狭くなっている感じ。
ダンパーが硬い?
となると結局エージング不足ということか?
我が家の場合は普段聴く音量は決して大きくはないので、普通に聴いているだけではあまりエージングは進まない可能性はある。
ということで、WaveGeneで20~80Hzぐらいの信号を適当に切り替えながら長時間高レベルで送ってやり強制的に動かすという荒療治にでました。
コーンがブルブルと激しく振動しているのが見えるが 2つのスピーカーは逆相に接続しているので音としては大きくはありません。
60Hzではバスレフポートの風切り音が結構スゴイ。
これを 3時間ほど連続で行ってからバックロードホーンに戻してみたところ、思わず「ほぅ」と言ってしまうほど音は変わり、厚みが出て普通に聴けるようになってきました。
気長にせっせとエージングしていけば、もしかすると大化けするのかもしれません。
手間のかかるユニットちゃんですが、自分好みに調教しちゃってる感じで愛おしくなってきました。
調教してるんじゃなくて振り回されているだけのような気もするが、少し長い目でお付き合いしてみようと思います。

今(翌日です)、FE108SS-HPバックロードホーンで CDを聴きながらこのブログを入力しておりますが、昨日よりさらにイイ音で鳴っています。

FE108SS-HPバックロードホーン作成 番外編22022年05月21日

今度は、PARC Audio DCU-F121Aに交換してみました。
マグネットは 2枚重ねで白いメタルコーンにゴールドのセンターキャップという見た目の派手さからくる印象とは違い、音は突っ張ったところは無く歪感の無い素直な音が、サラリと伸びた高音とガツンと来る音では無いが下まで深く伸びる低音がバランスよくマッチしてとても良い音です。
中古品を入手してから初めて鳴らしたので、まだ寝ぼけていて本来のパフォーマンスを出し切れていないのかもしれませんが、悪い音ではありません。
じゃ、なんで FE108SS-HPはあんな音になるの? ん~!? わからん。