N-BOXスピーカー交換の構想(その5)2012年10月15日

ダンボール製エンクロージャにフォステクスの8cmフルレンジとケンウッドKFC-SS160(ウーハー)を取り付けて視聴してみた。
エンクロージャは、約16Lの密閉箱。 特に設計した訳ではなく有り合わせの適当なダンボール箱を使っただけ。
ウーハーは3.5mHの空心コイルでハイカット。
フルレンジはスルーで、FE83EとFF85WKを入替えて視聴。

ユニット間のレベルも合っているようで、このままでも結構聴ける音。
とは言っても音量を上げるとダンボール製エンクロージャは盛大に振動するので、ちゃんと設計した木製エンクロージャに組み込み、ネットワークを追い込めばホームオーディオ用として十分使えるのではないかと思う。
以前視聴したフォステクスFE83Eとフォスターの10cmウーハーを組み込んだダンボール製スピーカーと比べると、低域のレンジが広がり中高域とのバランスが良くなった。

FF85WKの方がウーハーとの雰囲気が似ていてルックス的には良いが、今回は車のドアに埋め込まれて見えなくなるので、ルックスはどうでも良い。
音は、FF85WKはさらっとしていてキレイな音で、ウーハーを鳴らさず単体で聴いた場合は、FF85WKの方が聴きやすい。
FE83Eはメリハリがあり張り出してくる音で、単体で聴いた場合は(悪く言えば)低域が不足した小形ラジオのような音だが、ウーハーを追加すると張り出した音がイイ方向に働き、こちらの方が好みの音だ。
温度変化と振動が激しい過酷な環境である車内に取り付けることを考えると耐久性も重要で、エッジの素材なんかを考慮すると、おそらくFE83Eの方が上だと思われる。

ということでスピーカーユニットは、フォステクスFE83EとケンウッドKFC-SS160のウーハーに決定かな。

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