アームベースに出力端子 1 ― 2017年10月01日
先日、KP-1100のトーンアームを GT-2000に取り付けるためのアームベースを作ったが、フォノケーブルはトーンアームから出ている線に直結していた。
今後、フォノケーブルを交換することもあるかと思うので、アームベースに出力端子として RCAジャックを取り付けることにした。
アームはターンテーブル側にかなり寄せており、アームベースの片側には空スペースができているので、この部分に取り付ける。
呼び径25mmの塩ビキャップを利用して RCAジャックとアース端子を固定するための部品を作った。
塩ビキャップなので形状としては円柱で、さらにシルバー塗装したのでデザイン的には GT-2000にマッチすると思う。
今後、フォノケーブルを交換することもあるかと思うので、アームベースに出力端子として RCAジャックを取り付けることにした。
アームはターンテーブル側にかなり寄せており、アームベースの片側には空スペースができているので、この部分に取り付ける。
呼び径25mmの塩ビキャップを利用して RCAジャックとアース端子を固定するための部品を作った。
塩ビキャップなので形状としては円柱で、さらにシルバー塗装したのでデザイン的には GT-2000にマッチすると思う。
恐山・銅之剣舞 ― 2017年09月10日
今更という感じがしないでもないが、個人的には大変お気に入りのレコード「芸能山城組/恐山・銅之剣舞」です。
十分に整ったオーディオ環境で大音量再生したときの「恐山」は、魂が揺さぶられるほどの超弩級の凄みがあり、特に長岡バックロードホーンとの相性は抜群だと思う。
中途半端なオーディオ環境と音量では、このレコードの本当の凄さはわからないのではないかと思う。
残念ながら我が家では大音量再生は無理で、「恐山」の真価を発揮させることはできない。
B面の「銅之剣舞」の方は、オーディオ環境への要求は「恐山」ほど高くはなく、我が家でもまぁ楽しむことができる。
それでも、ある程度の音量にすると隣近所に聞こえてしまうと思うが、「あの家の人大丈夫か?」と疑われそうな内容ではある。
舞台の様子が眼前に広がって、人がリアルに動き回り、剣のぶつかり合う音が切れ込む。
後半に人が集団で迫ってくるようなシーンがあるが、その迫力に心臓が高鳴るほど。
トーンアームを交換したこともあり、久しぶりに聴いてみたが、なかなかのもんです。
いつも思うことだが、もっとでかい音で聴きたいもんだ。
十分に整ったオーディオ環境で大音量再生したときの「恐山」は、魂が揺さぶられるほどの超弩級の凄みがあり、特に長岡バックロードホーンとの相性は抜群だと思う。
中途半端なオーディオ環境と音量では、このレコードの本当の凄さはわからないのではないかと思う。
残念ながら我が家では大音量再生は無理で、「恐山」の真価を発揮させることはできない。
B面の「銅之剣舞」の方は、オーディオ環境への要求は「恐山」ほど高くはなく、我が家でもまぁ楽しむことができる。
それでも、ある程度の音量にすると隣近所に聞こえてしまうと思うが、「あの家の人大丈夫か?」と疑われそうな内容ではある。
舞台の様子が眼前に広がって、人がリアルに動き回り、剣のぶつかり合う音が切れ込む。
後半に人が集団で迫ってくるようなシーンがあるが、その迫力に心臓が高鳴るほど。
トーンアームを交換したこともあり、久しぶりに聴いてみたが、なかなかのもんです。
いつも思うことだが、もっとでかい音で聴きたいもんだ。
KP-1100のアームをGT-2000へ 9 ― 2017年09月06日
フォノケーブルを、0.75sqのOFCスピーカーケーブルに TVアンテナ用同軸ケーブル(3C2V)から取ったシールド線(網線)を被せてさらに収縮チューブを被せた自作ケーブルに交換した。
すると音は激変!
切れが出て、帯域が広がり、音量まで上がった感じ。
YSA-2に比べても定位が良くなったように思う。
プラシーボ効果もあるかと思うので、過剰に褒めるのはこの辺で止めるが、それにしてもここまで音が変わるとは思わなかった。
ケーブル交換前はあまりにも音が悪かったので、アームの交換自体が失敗だったかと不安になっていたが、安心した。
ここまでくると、アーム内の線も交換したいが、アームの先端が外れないことにはどうにもならない。
少々残念だがアーム交換は成功ということで、とりあえず終了。
すると音は激変!
切れが出て、帯域が広がり、音量まで上がった感じ。
YSA-2に比べても定位が良くなったように思う。
プラシーボ効果もあるかと思うので、過剰に褒めるのはこの辺で止めるが、それにしてもここまで音が変わるとは思わなかった。
ケーブル交換前はあまりにも音が悪かったので、アームの交換自体が失敗だったかと不安になっていたが、安心した。
ここまでくると、アーム内の線も交換したいが、アームの先端が外れないことにはどうにもならない。
少々残念だがアーム交換は成功ということで、とりあえず終了。
KP-1100のアームをGT-2000へ 8 ― 2017年09月04日
さっそく試聴してみた。
音は YSA-2に比べるとだいぶ大人しくなった感じ、というか情報量が減ったような。
ケーブルをもっとましなものに替えれば改善されると思うが・・・
ユニバーサルタイプのトーンアームに換えたことで、カートリッジのクリーニングがやりやすくなったし、カートリッジの交換も容易に楽しめるようになるのでメリットは大きいが、音がこのままだったらダメです。
音は YSA-2に比べるとだいぶ大人しくなった感じ、というか情報量が減ったような。
ケーブルをもっとましなものに替えれば改善されると思うが・・・
ユニバーサルタイプのトーンアームに換えたことで、カートリッジのクリーニングがやりやすくなったし、カートリッジの交換も容易に楽しめるようになるのでメリットは大きいが、音がこのままだったらダメです。
KP-1100のアームをGT-2000へ 7 ― 2017年09月03日
ケーブルはビデオデッキ購入時に付いてくる 3ピンのおまけケーブルのままだが、アームを取り付けてみた。
スケールでターンテーブルの軸とアームの軸の間隔を測ってみたところ、ほぼ 230mmあった。
KP-1100のアームの実行長は245mm、オーバーハングが15mmなので、230mmで設計通り(理論通り)となる。
で、オーバーハングゲージで測定してみたところ、外周・内周とも水平になることを確認した。
写真だと分りにくいが、またしても完成を急いでしまったようで仕上げが悪く、手作り感が見えてしまい見た目は少々イマイチの結果に。
やはり、木ではなく、金属(鉄やアルミなど)で作り直したい。
それと、ついでにアーム内部の配線を交換したく、アーム先端のヘッドシェル取付用のソケット部分を外そうと、固定用のネジを外してみたのだが、接着されているのか外すことができなかった。
叩いたり力を入れ過ぎてアーム自体を壊したら元も子もないので、適当なところであきらめたが、配線を交換できなかったのが心残りである。
何か外し方があるのかしら?
スケールでターンテーブルの軸とアームの軸の間隔を測ってみたところ、ほぼ 230mmあった。
KP-1100のアームの実行長は245mm、オーバーハングが15mmなので、230mmで設計通り(理論通り)となる。
で、オーバーハングゲージで測定してみたところ、外周・内周とも水平になることを確認した。
写真だと分りにくいが、またしても完成を急いでしまったようで仕上げが悪く、手作り感が見えてしまい見た目は少々イマイチの結果に。
やはり、木ではなく、金属(鉄やアルミなど)で作り直したい。
それと、ついでにアーム内部の配線を交換したく、アーム先端のヘッドシェル取付用のソケット部分を外そうと、固定用のネジを外してみたのだが、接着されているのか外すことができなかった。
叩いたり力を入れ過ぎてアーム自体を壊したら元も子もないので、適当なところであきらめたが、配線を交換できなかったのが心残りである。
何か外し方があるのかしら?
KP-1100のアームをGT-2000へ 6 ― 2017年09月02日
次は、GT-2000のアーム取り付け用の穴を広げる加工だが、プレーヤーに過度な振動などの負荷を与えないようにしたい。
トリマーでの加工も考えたが、失敗のリスクなども考慮して、ドリルで加工することに。
不要となったシナ合板で作ったプロトタイプのアームベースを利用して、写真のようなドリルのキリ(ボアビット)用のガイドを作った。
このガイドを GT-2000のアーム取付用のネジで固定して、ドリルでガリガリッと切り進めるだけなので、ズレる心配は無いし失敗の要素は極めて少ないと考えた。
加工に際しては、ターンテーブルの軸や内部の基盤に削りカスが入らないように養生してから行った。
初めは慎重にと思い、ドリルの回転数を低速にしたのが悪かったようで、切り始めの部分で少し欠けてしまった。
途中から高速に切り替えたらその後はスムーズに切り進んだので、初めから高速にしておけばよかったのかも。
で、ほぼ思い通りに穴を広げることができ、削った部分には黒のラッカーを塗り作業完了。
トリマーでの加工も考えたが、失敗のリスクなども考慮して、ドリルで加工することに。
不要となったシナ合板で作ったプロトタイプのアームベースを利用して、写真のようなドリルのキリ(ボアビット)用のガイドを作った。
このガイドを GT-2000のアーム取付用のネジで固定して、ドリルでガリガリッと切り進めるだけなので、ズレる心配は無いし失敗の要素は極めて少ないと考えた。
加工に際しては、ターンテーブルの軸や内部の基盤に削りカスが入らないように養生してから行った。
初めは慎重にと思い、ドリルの回転数を低速にしたのが悪かったようで、切り始めの部分で少し欠けてしまった。
途中から高速に切り替えたらその後はスムーズに切り進んだので、初めから高速にしておけばよかったのかも。
で、ほぼ思い通りに穴を広げることができ、削った部分には黒のラッカーを塗り作業完了。
KP-1100のアームをGT-2000へ 5 ― 2017年08月27日
以前使用していた後面開放型スピーカーの箱は 20mm厚のタモ材(無垢板)を使っていた。
一つは庭に置いて小鳥の休憩所になっている(だいぶ朽ちてきた)が、もう一つは保管しておいたので、この箱の板を使ってアームベースを作ってみることに。
タモ材はシナ合板に比べればだいぶ固いのでアームベースの素材としては悪くないと思う。
そして、アームの支柱は押しネジで固定する方式ではなく、ネジで支柱を締め付ける方式にした。
試しにアームを取り付けてみたが、ぐらつくことは無くしっかりと固定されることを確認した。
アームは実行長やオーバーハングを考慮したベストポジションに配置されるようにアームベースを設計したが、これを GT-2000に取り付けるには GT-2000のアーム取り付け用の穴を広げる加工が必要になる。
一つは庭に置いて小鳥の休憩所になっている(だいぶ朽ちてきた)が、もう一つは保管しておいたので、この箱の板を使ってアームベースを作ってみることに。
タモ材はシナ合板に比べればだいぶ固いのでアームベースの素材としては悪くないと思う。
そして、アームの支柱は押しネジで固定する方式ではなく、ネジで支柱を締め付ける方式にした。
試しにアームを取り付けてみたが、ぐらつくことは無くしっかりと固定されることを確認した。
アームは実行長やオーバーハングを考慮したベストポジションに配置されるようにアームベースを設計したが、これを GT-2000に取り付けるには GT-2000のアーム取り付け用の穴を広げる加工が必要になる。
KP-1100のアームをGT-2000へ 4 ― 2017年08月21日
アームの固定方法を検討しているときに、ネットでアームに関する情報を物色していたが、するとどうしてもアームの実行長やオーバーハングの考え方やトラッキングエラーに関する情報が入ってくる。
「多少理論から外れても大騒ぎするほどのことは無い」や「実際に聴いても明確に歪が分るものでもないだろう」と考えていたが、やはり気になってくる。
オーバーハングゲージを作り測定してみたが、現状では水平になる位置は無い。
実行長やオーバーハングが理論値から外れているので当然で、これらを無視して進めても精神衛生上ヨロシクナイ感じがしてきたし、できるなら理論通りの位置にセットしたいと思うようになってきた。
KP-1100のアームは、キャビネット内に落とし込まれる部分としては支柱以外にリフター機構の出っ張りがあり、これが GT-2000 のアーム取付用の穴に干渉してしまい、オーバーハングが取れる位置に設置することができなくなる。
アーム単品で使用するとリフターは機能しないので、この出っ張りは切ってしまっても問題はないが、他にも、アームの横回転軸のストッパーがレコード再生の途中で当たってしまう(レコードの最内周まで行かない)という問題もありそう。
なので、当初はそこまではやりたくないと思っていたことだが、GT-2000 のアーム取付用の穴を広げる方がよりベストポジションに設置できるので正攻法かと思われる。
簡単に考えていたが大事になってきた。
「多少理論から外れても大騒ぎするほどのことは無い」や「実際に聴いても明確に歪が分るものでもないだろう」と考えていたが、やはり気になってくる。
オーバーハングゲージを作り測定してみたが、現状では水平になる位置は無い。
実行長やオーバーハングが理論値から外れているので当然で、これらを無視して進めても精神衛生上ヨロシクナイ感じがしてきたし、できるなら理論通りの位置にセットしたいと思うようになってきた。
KP-1100のアームは、キャビネット内に落とし込まれる部分としては支柱以外にリフター機構の出っ張りがあり、これが GT-2000 のアーム取付用の穴に干渉してしまい、オーバーハングが取れる位置に設置することができなくなる。
アーム単品で使用するとリフターは機能しないので、この出っ張りは切ってしまっても問題はないが、他にも、アームの横回転軸のストッパーがレコード再生の途中で当たってしまう(レコードの最内周まで行かない)という問題もありそう。
なので、当初はそこまではやりたくないと思っていたことだが、GT-2000 のアーム取付用の穴を広げる方がよりベストポジションに設置できるので正攻法かと思われる。
簡単に考えていたが大事になってきた。
KP-1100のアームをGT-2000へ 3 ― 2017年08月19日
アームベースは GT-2000のデザインに合わせるなら、やはり丸い形がイイし、色はシルバーで決まり。
で、スピーカー作成時の破材(ユニット取り付け穴の抜き板)にサイズ的にちょうど良さそうなものがあった。
15mm厚のシナ合板で、木としては柔らかい方だと思うので、アームベースの素材としてはどうか?とも思ったが、とりあえずこれで作ってみた。
アームの支柱を差し込む穴をあけて横から押しネジで止めるようにしたが、ネジを締めこんでもアーム全体が少しぐらついてしまう。
これでは使えない。
押しネジは 1本だけだったので、2本に増やせばイイのか?
他にもっと良い固定方法はないか?
いずれにしても、シナ合板はダメだね。
考え中。
で、スピーカー作成時の破材(ユニット取り付け穴の抜き板)にサイズ的にちょうど良さそうなものがあった。
15mm厚のシナ合板で、木としては柔らかい方だと思うので、アームベースの素材としてはどうか?とも思ったが、とりあえずこれで作ってみた。
アームの支柱を差し込む穴をあけて横から押しネジで止めるようにしたが、ネジを締めこんでもアーム全体が少しぐらついてしまう。
これでは使えない。
押しネジは 1本だけだったので、2本に増やせばイイのか?
他にもっと良い固定方法はないか?
いずれにしても、シナ合板はダメだね。
考え中。
KP-1100のアームをGT-2000へ 2 ― 2017年08月18日
トーンアームからアンプまでのケーブルは、手持ちに適当なケーブルが無かったので、ビデオデッキなどを購入すると付いてくる 3ピン(Lch/Rch/Video)の RCAケーブルを利用した。
おまけ的な細いケーブルなのでイマイチだが、ビデオ信号線をアース線にするとトーンアームケーブルにはちょうどイイ。
で、視聴してみたが、イマイチのケーブルとアームベースが固定されていない影響からか、切れ込みが後退した感じもするが、なめらかで聴きやすい音で悪くはない。
オーバーハング無し(アンダーハング?)やインサイドフォースキャンセラー無しのマイナス要因に起因するような歪感は感じられない(耳が悪いってことか?)。
GT-2000 のキャビネットに合わせた KP-1100アーム用の新しいアームベースが欲しくなってきた。
鉄板のアームベースは、知合いに鉄工屋さんがいたので、お願いして作ってもらったものだが、今は鉄工屋を辞めてしまったので、それも無理。
鉄や真鍮、せめてアルミなどの金属で作りたいが、厚い金属での自作は無理でしょう。
となると、やはり木で作るしかないが、木製のベースでアームの支柱を強固に固定できるのか、少々不安。
おまけ的な細いケーブルなのでイマイチだが、ビデオ信号線をアース線にするとトーンアームケーブルにはちょうどイイ。
で、視聴してみたが、イマイチのケーブルとアームベースが固定されていない影響からか、切れ込みが後退した感じもするが、なめらかで聴きやすい音で悪くはない。
オーバーハング無し(アンダーハング?)やインサイドフォースキャンセラー無しのマイナス要因に起因するような歪感は感じられない(耳が悪いってことか?)。
GT-2000 のキャビネットに合わせた KP-1100アーム用の新しいアームベースが欲しくなってきた。
鉄板のアームベースは、知合いに鉄工屋さんがいたので、お願いして作ってもらったものだが、今は鉄工屋を辞めてしまったので、それも無理。
鉄や真鍮、せめてアルミなどの金属で作りたいが、厚い金属での自作は無理でしょう。
となると、やはり木で作るしかないが、木製のベースでアームの支柱を強固に固定できるのか、少々不安。
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