FE108SS-HPバックロードホーン作成 62022年05月15日

周波数特性を測定してみました。
グラフは上から
空気室最大時(約2.95L)
空気室約 2L時
空気室最少時(約1.65L)
ですが、重ねて比較しないと差はよくわからないほど微妙です。
100Hz前後と200Hz付近のディップが目立っており、中低域が薄く音の厚みが無い感じがするのでこのディップが原因か?
音は日増しに良くなってきており、鳴らし始めはボーカルがイマイチでベールがかかったような感じでしたが、かなり改善されてきている。
ただし、従来の FOSTEX限定品によるバックロードホーンらしさ(?)は薄く、上から下までクセが無く繊細で端正な鳴り方になっていると思います。
かと言って緩い音ではなく、重低音が入った優秀録音盤では途端に牙を向けてくる、そんな感じです。
ですが、録音が普通の(一般向けの?)ポップス系には合わないようで、あまりにもサラリとつまらなく再生してしまう。
そういう録音だからと言ってしまえばそれまでですが、上記したディップの影響もあるのではないかと思います。