サブウーハーを密閉式に 62021年12月12日

その後、吸音材の調整やアンプのイコライザー設定を調整したり、アレコレやっておりました。
バスレフの時に比べると迫力が低減したような気がして、一度バスレフ式に戻して聴き直してみたところ、低音の音程が不明確になったのがわかり再度密閉に戻した。
迫力もそれほど変わらないようだし、密閉式の良さが理解できたように思う。
それならばということで、メイン側も密閉式に変更しました。
作成当初は密閉式だったのですが、密閉特有(?)の詰まったような音が気に入らず、後ろ側に穴を空けた経緯があるのですが、蓋を作成し再度密閉式に戻した。
当然詰まったような音にはなるのですが、スコーカーとして考えると余計な低音がカットされていると見ることができる訳で、サブウーハーが鳴れば問題は無く、逆に低音のカブリが無くなるのでスッキリした音になった。
あまり低音が入っていない音源を聴くときはサブウーハーを OFFにしたまま聴くこともあったのですが、これが良くなかったように思う。
今後は必ずサブウーハーも ONです。

過去にも多くはないが何度か密閉式のスピーカーを作ったことはあったが、結局は詰まったような音に我慢ならず穴をあけてしまっていたので、密閉式には良いイメージは無かったが、もっと早く密閉式の良さに気付くべきでした。
タイトルは「サブウーハーを密閉式に」でしたが「オール密閉式に」になりました。

それとツイーターのコンデンサを 0.33uFから 0.47uFに交換しました。
0.47uFにすると中域に比べ 15kHz以上ぐらいから徐々にレベルが上がりだし、18~20kHzはかなりハイ上がりになってしまうのですが、16kHz以下はほぼフラットになります。
どうせ 18~20kHzなんて自分には聴こえない帯域なので、気にしないことにしました。
0.33uFだと高域が少々寂しい時があったのですが、高域が元気に張り出してきて聴いていて気持ちがイイ。

今度はバックロードホーン2021年12月14日

最近、またバックロードホーンを作ってみたい気分になり、8cmユニット用に妄想のような感じで設計を進めていました。
先日まではダブルバスレフやら密閉だったのに、今度はバックロードホーンって節操が無い感じですが、やりたいことには逆らえないです。

バックロードホーンを設計するときは「ホーンの断面がスリット状にならないようする」、「できるだけ直管は使わないようにする」ということを念頭に置いている。
そうすることでホーンの動作効率が高くなると思うし、うまく設計すれば(うまく折りたためることができれば)スロート面積・開口部面積・ホーン長が同じでも直管を組み合わせる場合に比べ全体のサイズは小さくできるのではないかと思う。
欠点は、斜めカットや斜めに組み合わせる作りになることですが、これも設計次第で面倒なことにはならないように考慮することはできる。
今回は、単純な横幅一定の折りたたみ型ではなく鳥型でもない新たな音道の構成を考えており「スリットにならない・直管は使わない・けど作りやすい」という感じになるかと思います。

で、設計途中でしたが FOSTEXから10cmユニットの限定品「FE108SS-HP」が出るとの情報が・・
以前、D-55を作ったことはあるが、もう20cmユニットのバックロードホーンなんて作る元気は無いし置き場所も無い。
16cmユニットでも躊躇してしまうが、10cmユニットなら何とかなりそう。
俄然ヤル気が出てきましたが、「FE108SS-HP」は 2本で55,000円かぁ。
にしてもちょっと高いよなぁ。