70インチ版ぬりかべ測定2019年01月03日

センタースピーカーの配線を行い全て完了したので、改めて周波数特性を測ってみた。
グラフは上から、
1.ステレオ時 Lch+Rch(センターは無し)
 マイクはセンタースピーカー正面の床に上向き
2.Lchのみの時
 マイクは Lchスピーカー正面の床に上向き
3.センターchのみ
 マイクはセンタースピーカー正面の床に上向き

測定後、AVアンプ TX-NR5010のセットアップで、センタースピーカーを「音量レベル +2dB、クロスオーバー周波数 120Hz」に設定した。
音はメインシステムのスピーカー(JA0506Ⅱ+FE208ES+FW208N)に比べると、たたきつけるような重低音や高域の伸びとキレは及ばないが、10cmユニットでこの音が出るなら文句ありません。
面白いもので、このスピーカーを座った状態で聴くと、かなり痩せた音になってしまう。
これは、床と天井の間で発生している共振のディップ部分に耳の高さが一致するためだと思う。
特殊なセッティングなのでこのようなこともあるかと思うが、通常は布団に寝た状態で聴くスピーカー(見るスクリーン)で、耳の高さが全然違うし布団により共振も抑えられると思うので、特に問題ありません。
今後、エージングでキレが出てくれることを期待します。

サラウンド用SP作成2019年01月09日

70インチ版ぬりかべを設置後、AVアンプ TX-NR5010の設定を色々試しているが、サラウンドスピーカーが無いと設定できるリスニングモードが限られてしまうので、サラウンドスピーカーが欲しくなってきた。
環境的にサラウンドスピーカーをベストな位置に設置することはできないが、左右の壁の上の方なら何とか設置できそうなので、壁掛けタイプのスピーカーを作ることにした。
70インチ版ぬりかべを作った時に余った板(212mm×915mm 2枚)で作るので、サイズは限られるがそれなりの箱はできると思う。
形状は三角柱で、容積は約 2.8L、息抜き用の穴をあけた密閉型。
使用するスピーカーユニットは FE83-Solで、斜め下を向いたバッフルに取り付ける。

サラウンド用SP設置2019年01月14日

サラウンドスピーカーが完成したので、ぬりかべを取り付けた天井付近の壁に取り付けた。
もう少し下側に取り付けたいところだったが、棚などが置いてあるためこの場所しか左右対称の位置に取り付けることができなかったのが少々残念。
この位置だと試聴位置からみると斜め前方になってしまうので、横への音の広がりが薄くなってしまうと思うが仕方が無いです。
サラウンドスピーカーを追加したことで、設定できるリスニングモードが増えた。
映画鑑賞には THX Cinemaモードが音に迫力があってイイ感じです。

ぬりかべでAKIRA2019年01月22日

ぬりかべ(70インチ天井スクリーン兼バックロードホーン)で久しぶりに AKIRA のDVDを見た。
迫力がある音と映像で見る AKIRA はイイね。
30年も前の作品なのに、今見ても古さを全く感じさせないところはすごいもんです。
ただ、画質としては少し荒いような気もする。
DVDではなく BDならもっと画質が良くなるのかしら?

全然気にかけず見始めたが、2020年の東京オリンピック開催前で競技場を建設中という設定で、正に今と重なっております。
AKIRAというモンスターは生まれていないが、異常気象による自然災害や保護主義による混沌とした世界情勢など、先が見えず何となく不安を抱えている状況は AKIRAの世界と重なる部分もあるような。

A-1VLのノイズ対策2019年01月27日

パワーアンプとして使用している ONKYO A-1VLだが、音楽が鳴っているときは気にならないが、無音あるいは無音に近いときにスピーカーから「ジジジ・・」や「ザザザ・・」という感じのノイズ音が聞こえることがある。
あまり気にしないようにしていたが、故障しているのかもと思うと気持ちが悪い。
ふと、ショートピンはどうかな?と思い、使用している MAIN IN以外の全ての入力端子(CD INや LINE INなど)にショートピンを刺してみたところ、ノイズはかなり低減し試聴位置ではほとんど聞こえることはなくなった。
さらに、ノイズが低減しただけではなく、音が全体的にクリアになったような気がする。

このアンプは某オーディオショップから中古で購入したが、購入当初 PHONOのノイズでちょっとだけトラブルになったことがあり、(詳細は記載しないが)結果的には機器には問題は無いという結論になっている。
PHONO入力端子には標準でショートピンが付いているように、もしかするとこのアンプは外来のノイズに弱いのかもしれないと思っており(今回のノイズが外来のものかはわらないが)、このような経緯もあってショートピンが閃いた。
今回使用したショートピンは非常に簡単なもので、ビデオデッキなどを購入した時にオマケ的に付いてくるピンケーブルの RCA端子部分を利用したものです。
RCA端子から出ているケーブルを 5mmほど残して切断し、プラス線(芯線)とマイナス線(シールド線)の両方を剥き、剥いた線をネジってショートさせてハンダ付けするだけです。
オーディオをやっていればこのようなピンケーブルは何本か余っているはずだと思うので、ほぼ 0円でできる。
オーディオ用の高価なショートピンも販売されているようだが、効果は変わらないと思う。

間違えてはいけないのは、機器が故障してしまう可能性があるので、出力端子(LINE OUTや PRE OUTなど)には絶対にショートピンを刺さないこと。