ウーハー用アンプ入手2018年09月04日

YAMAHAの PX3という PA用パワーアンプ(中古品)を入手した。
初めは、YAMAHAの P3500Sというパワーアンプを狙っていたが、サブウーハー用モード時のカットオフ周波数の調節範囲の狭さ(25~150Hz)が気になっていて二の足を踏んでいた。
で、良く調べてみたら YAMAHAに PXシリーズというPA用パワーアンプがあり、こちらは DSPを内蔵していて、より細かな設定を行うことができることがわかった。
フィルターのカットオフ周波数の調節範囲は広く減衰率も変えることができ、他にイコライザ機能なども搭載している。
しかもクラスDだし、ウーハー用アンプとしては文句無しでしょ。

YAMAHA PX32018年09月10日

PA用アンプを手にしたのは初めてなので、ホームオーディオ用アンプとの違いに少々戸惑いも。
スピーカー出力端子は、製品の写真を見たときは端子の中央に穴があいているように見えたので、普通にバナナプラグが使えるものと思っていたが、実際の穴は小さくバナナプラグが入るような穴では無かった。
電源のインレットに抜け防止の金具が付いていることを考えれば、簡単に抜けてしまうようなバナナプラグはPAでは使えない(使わない)のだろうと思う。
なので、とりあえずスピーカーケーブルは端子にネジ止めした。
いずれ専用のプラグ(スピコン端子)に交換してみるつもり。
LINE入力はバランス入力しかないので、自作ピンケーブルの片側をXLRプラグに交換した。
普段、ピンケーブルを自作するときは、2芯シールド線を使って、プラスとプラス、マイナスとマイナスを接続して、シールド線は片側のマイナスだけに接続していた。
アンバランス(RCAプラグ)⇔バランス(XLRプラグ)の接続は、XLR側ではコールドをアースに落とすのが一般的な接続になるらしいが、何となく信号線をアースに落とすことに抵抗があり、RCAのプラスとXLRのホット、RCAのマイナスとXLRのコールド、シールド線をXLRのアースに接続してみたところ(コールドとアースはつながれていない)、「ブ~ン」と大きめのノイズが出た。
で、コールドをアースに落としたらノイズは止まったので、やはり一般的な接続が正解のようでした。
それと、入手前から気になっていたファンの音だが、常に 2個のファンが回っていて、ワークステーション(ディスクトップパソコン)ぐらいの音はしているので、結構気になりそうな感じ。

YAMAHA PX3試聴2018年09月14日

A-1VLの PREOUTと PX3の LINEINをつなぎ、PX3はサブウーハーモードに設定して、ローパスフィルターはとりあえず 400Hzに設定した。
で、視聴してみたが、低音の量感が足りない。
アンプに TX-NR5010を使っていたときは、Digital Processing Crossover Networkの調整で FE208ES(中高域)を -6dbに、FW208N(低域)を +6dbに設定してフラットにすることができていた。
ということは FE208ESと FW208Nのレベル差は 12dbで、倍率にすると 4倍になる(らしい)。
A-1VLの最大出力は100W(8Ω)なので、低域用のアンプの最大出力は 400W(8Ω)以上必要ということになる(と思う)。
PX3の最大出力は 300W(8Ω)なので、足りまへん。
今更ですが、入手するなら PX3じゃなく 500W(8Ω)の PX5でしたね。
やっちゃったようです。

抵抗でレベル差調整2018年09月20日

ウーハー用のアンプに PX3を導入したが、パワー不足のため FE208ESと FW208Nのレベル差12dbを埋めることができなかった。
対応策として、手持ちに 2.2Ω 10Wのセメント抵抗があったので、FE208ESに直列に入れてみたところレベル差はだいぶ縮まったが、もう一歩の感じ。
それで、3Ω 20Wのセメント抵抗を新たに購入して交換したところ、低音不足の感じはなくなりレベル差は何とか調整できたと思う。
普段聴いている音量はボリュームの位置で 9時ぐらいと小音量なので 20Wの抵抗が熱くなることも無いようだし、問題ないと思う。
音も抵抗を入れた悪影響は感じられずかなりイイです。

抵抗を外すには2018年09月24日

抵抗を入れたレベル調整で、音としてはかなりイイと思うが、本来なら入れなくてもいいものが入っているし、抵抗が無ければさらに良くなるのではないかと思うと、気分的には非常にヨロシクナイです。
で、抵抗を外すためにはどうすればいいのか?
1.PX3を PX5に交換する。
2.PX3をもう一台追加してパワーブーストモード(600Wのモノラルパワーアンプになる)で使用する。
3.FE208Nを片ch 2発(並列接続 4Ω)にして低音の相対的なレベルを上げる。
4.レベル差があまり大きくないユニットでスピーカーを作り直す。

またパワーアンプを購入するのは避けたいので、1と 2は除外。
4は少し前から考えているが、実現するのはもう少し先の予定。
わりと容易にやれそうなのは 3で、簡単に設計もしてみた。

スピーカースタンドを巨大なバスレフダクトにしたのが今のスピーカーで、見た目は B&Wの DM7風でカッコイイと思うが、ダクトの調整が難しいのが難点。
スタンドだけ作り直せばダクトの調整ができると考えていたが、作り直すなんて現実的ではありませんでした。
ということで、新たな設計は普通のパイプダクトにして、ツイーター(JA0506Ⅱ)もバッフルに埋め込むようにしてみました。
迫力がありカッコイイと思うが、6畳間に 20cmウーハー 4発はオーバースペック(大げさ?)という気もするし・・、でも作ってみたい。