CRによるフィルター2018年08月02日

LCネットワークを外して、パッシブ型のチャンデバで利用される CRによるローパスフィルターに換えてみることにした。

とりあえず、10kΩの抵抗(アムトランス AMRG)及び、0.033uFと0.047uFのコンデンサー(アムトランス AMCO)を購入してみた。

これで計算上は、0.033uFで 480Hz、0.047uFで 340Hz、0.08uF(0.033uF+0.047uF)で 200Hzのローパスフィルター(-6dB)ができるはず。
たぶん。

ローパスフィルターは、A-1VLの PREOUT と SU-XR700の LINEINの間に入れる。

CR型パッシブフィルター2018年08月06日

試験的に木製のベース(スピーカーの抜き板)にネジ止め式の端子台を取付けて、ピンコードと抵抗とコンデンサーで CR型パッシブフィルターを組んだ。

ピンコードはデッキなどに付属してくるもので、あまりイイものではありません。

これを、A-1VLの PREOUT と SU-XR700の LINEINの間に入れた。

そして、コンデンサーを 0.033uF、0.047uF、0.08uF(0.033uF+0.047uF)と入れ替えながら試聴してみることに。

CR型パッシブフィルターの試聴2018年08月13日

初めに 0.033uFで聴いた感じは悪くないと思ったが、周波数特性を測ってみたところ、当たり前だが 12dB/octの LCネットワークに比べると落ちが悪い。
0.08uFにすると、必要な周波数帯まで落ちてしまい、低域の迫力が低下してしまう。
画像は、0.047uF(上)と 0.08uF(下)の周波数特性です。(0.033uFは取り忘れた。)
今回のフィルターは、CRが1段の 6dB/octだが 2段 3段と増やしていけば、よりシャープなフィルターにすることができる。

PS.
SU-XR700は修理に出してから 3ヶ月になるがまだ戻ってこないし連絡もない。
どうなってるの?

ウーハー用アンプ2018年08月19日

今は CR型パッシブフィルターを通して SU-XR700をウーハー用のアンプにしているが、フィルターの減衰特性が悪く中高域とのカブリが大きい状態になっている。
CRの段数を増やすことでよりシャープな特性にすることもできるようだが、他に何かイイ方法はないものかネットで調べていたら面白そうなものを見つけた。
それは、YAMAHAの P-Sシリーズという PA用パワーアンプで、フィルターを内蔵していてサブウーハー用のモードに切り替えると、カットオフ周波数を 25~150Hz の間で調節することができる。
CR型パッシブフィルターの段数を増やして、あ~だこ~だやってるより、このアンプを導入した方が良さそうな気がしてきた。
気になるのはカットオフ周波数の調節範囲が 150Hzまでしか無く、FE208ESを使った今のスピーカー(息抜き程度のバスレフ)だとウーハーのカットオフ周波数はもう少し上まで欲しい。
それと、PA用アンプということで冷却ファンが付いているが、ファンの音がどの程度のものなのか気になるところ。
もし、ファンの音が気になるようだったら、静音タイプのファンに交換するとか、抵抗を入れて回転数を落とす方法もあるので、何とか対処できそうな気はする。
このアンプはネットオークションに時々出品さているようなので、比較的安く入手できそう。
狙い目は最大出力350W(8Ω)×2の P3500Sか?