Visaton FRS8M2016年08月22日

以前から気になっていたユニットとは、Visaton製 FRS8M という 8cm(3.3インチ)フルレンジスピーカーで、さっそく入手した。
鉄板プレスフレームでペーパーコーンにラバーエッジ。
見た目は真っ黒で飾り気無しだが、黒光りしているセンターキャップがカッコイイ。
マグネットの直径は、ほぼ取り付け穴のサイズに近いという巨大なもので、FOSTEX の限定ユニットのようだ。
メーカー発表の周波数特性を見ると 10kHzに少し山があるが 200Hzぐらいから 20kHzまでフラットで、200Hz以下はだら下がり。
10kHzの山は高域のアクセントになって逆にイイ感じになるのではなかしら?
さらに、指向性が非常に優秀なので斜め方向から聴くようになるディスクトップ用スピーカーには最適かも。
また、マグネットが大きく 200Hz以降はだら下がりなので、バックロードホーンにも使えそう。
欠点は、フレームのツバが小さいので取り付け穴の工作は注意が必要で、前記したようにマグネット直径と取り付け穴のサイズが近いので、太いケーブルは無理だしファストン端子は使えないと思う。
新たにボックスを作るならバッフルの裏側から取り付けるような設計の方がイイかもしれない。