N-BOXスピーカー新構想(その3)2012年12月14日

リアのサービスホール対策は、スピーカー(バッフル)と内張りの気密性を高めることで、内張りがバッフルの延長になるようにして、スピーカー前後の音を遮断する方法で考えている。
これで、ボディ内部の鉄板にサービスホールが大きく開いていても、影響は無くなるはずである。

スピーカーを取り付ける際にスピーカーの前面周囲にスポンジ製の隙間テープを貼り音漏れを防ぐ方法を取ることがある(N-BOX 純正スピーカーも周りに5mm幅程度のスポンジが付いている)が、スポンジでは気密性が弱く特に低音域ではスカスカの状態になっていると思われる。

そこで、スポンジではなくエプトシーラーをスピーカー(バッフル)の前面周囲に貼り付けることにする。
エプトシーラーの特徴として「柔軟な素材のため圧縮しやすく、すぐれた水密特性・気密特性を得ることができます」とあるように、普通のスポンジの場合は口に付けて息を吹くと簡単に空気は通るが、エプトシーラーは空気を通さないのである。
さらに、内張りのスピーカーを囲むように出っ張っている部分にもエプトシーラーを貼り付ける。
こうすることでエプトシーラーどうしが密着するようになり、気密性をより高めることになる。

懸念される点としては、内張りは数mm厚程度のプラスチックでできているので、バッフルの延長としては強度的にイマイチで、内張り全体が振動してしまうと思われる。
まぁ自動車自体が振動の塊なんだし、振動で音が濁るとか定位が甘くなるなど細かいことを気にするより、カーオーディオの場合はパワー感とか音の抜けを良くした方が良いと考える。

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