フォステクスが心配 ― 2023年05月29日
自作スピーカー用のスピーカーユニットと言えば第一に「フォステクス」が頭に浮かぶ人は多いと思う。
私も長岡鉄男氏に影響を受けてからスピーカーの自作にはまり、長年に渡りフォステクスの売上に微力ながら貢献してきたと思う。
先日公告されたフォスター電機の2023年3月期の決算資料を見ると全体的には増収増益で悪くは無いと思うが、セグメント別の業績を見ると「その他事業」の営業利益は赤字に転落し、売上構成比も昨年は約8%でしたが6%台にまで低下してしまいました。
この「その他事業」の中にフォステクスブランド製品が含まれていることから、フォステクスの売上が減少しているのではないかと想像できるし、現にスピーカーシステムやプロフェッショナル向けの製品は無くなりつつある。
売上減少の要因としては以下のことが考えられる。
標準スピーカーユニットの度重なる値上げと限定品の価格高騰によるユーザー離れが起きている。
また、TangBand等の他社製品と比較しても価格だけではなく、物量・品質・音質面での優位性は無いように思われる。
オーディオ雑誌の自作スピーカー記事は減少しており、長岡鉄男氏のようなカリスマ的存在も無くなり、そもそもホームオーディオ業界自体が縮小傾向にある。
以上のことから、フォスター電機はフォステクスブランドをこのまま継続していけるのか、ということがとても心配になってきました。
ヤマハ・パイオニア・オンキョー・ダイヤトーン・テクニクスがそうであったように、このままでは効率化の名のもとにスピーカーユニットの販売さえも終了してしまうことも想定される。
ここ最近でもフルレンジユニットの限定品(SS-HPシリーズ)を出したり、新方式を採用したツイータ(T360FD)を出したりしているので考え過ぎなのかも知れないが、もしそんなことになれば個人的には非常に悲しい。
そこで提案というか妄想の域を出ないのですが、「フォステクスブランドの車載用スピーカーユニットの販売」というのはどうか?
フォスター電機は車載用のスピーカーユニットを生産販売しているのでノウハウは十分に持っているでしょうし、過去にフォステクス製バックロードホーンを搭載したホンダ車を出していることからも技術的には難しい話ではないと思う。
また、フォスター電機の車載用スピーカーユニットは過去最高の売上を記録していることからも、車でも(車では?)イイ音を聴きたいというニーズは高いと思うし、そのためなら多少のお金はかけるのではないかと思う。
個人的にもFE83Eをマイカーのフロントドアに組み込んで使用しており、純正スピーカーからの音質向上は確認済みです。
ですが車載用のスピーカーユニットではないので、使用に際しては雨水や埃の侵入等に気を使う必要があり一般的には勧められない。
初めから車載を目的としたフォステクスブランドのスピーカーユニットがあればどんなにスバラシイことかと思う。
そうなればスピーカーユニットだけに留まらず、ネットワークパーツやインナーバッフルなどの周辺アイテムにもオーディオメーカーらしい製品を投入できる。
などと妄想しているとワクワクしてくるのですが、ダメかなぁ?
私も長岡鉄男氏に影響を受けてからスピーカーの自作にはまり、長年に渡りフォステクスの売上に微力ながら貢献してきたと思う。
先日公告されたフォスター電機の2023年3月期の決算資料を見ると全体的には増収増益で悪くは無いと思うが、セグメント別の業績を見ると「その他事業」の営業利益は赤字に転落し、売上構成比も昨年は約8%でしたが6%台にまで低下してしまいました。
この「その他事業」の中にフォステクスブランド製品が含まれていることから、フォステクスの売上が減少しているのではないかと想像できるし、現にスピーカーシステムやプロフェッショナル向けの製品は無くなりつつある。
売上減少の要因としては以下のことが考えられる。
標準スピーカーユニットの度重なる値上げと限定品の価格高騰によるユーザー離れが起きている。
また、TangBand等の他社製品と比較しても価格だけではなく、物量・品質・音質面での優位性は無いように思われる。
オーディオ雑誌の自作スピーカー記事は減少しており、長岡鉄男氏のようなカリスマ的存在も無くなり、そもそもホームオーディオ業界自体が縮小傾向にある。
以上のことから、フォスター電機はフォステクスブランドをこのまま継続していけるのか、ということがとても心配になってきました。
ヤマハ・パイオニア・オンキョー・ダイヤトーン・テクニクスがそうであったように、このままでは効率化の名のもとにスピーカーユニットの販売さえも終了してしまうことも想定される。
ここ最近でもフルレンジユニットの限定品(SS-HPシリーズ)を出したり、新方式を採用したツイータ(T360FD)を出したりしているので考え過ぎなのかも知れないが、もしそんなことになれば個人的には非常に悲しい。
そこで提案というか妄想の域を出ないのですが、「フォステクスブランドの車載用スピーカーユニットの販売」というのはどうか?
フォスター電機は車載用のスピーカーユニットを生産販売しているのでノウハウは十分に持っているでしょうし、過去にフォステクス製バックロードホーンを搭載したホンダ車を出していることからも技術的には難しい話ではないと思う。
また、フォスター電機の車載用スピーカーユニットは過去最高の売上を記録していることからも、車でも(車では?)イイ音を聴きたいというニーズは高いと思うし、そのためなら多少のお金はかけるのではないかと思う。
個人的にもFE83Eをマイカーのフロントドアに組み込んで使用しており、純正スピーカーからの音質向上は確認済みです。
ですが車載用のスピーカーユニットではないので、使用に際しては雨水や埃の侵入等に気を使う必要があり一般的には勧められない。
初めから車載を目的としたフォステクスブランドのスピーカーユニットがあればどんなにスバラシイことかと思う。
そうなればスピーカーユニットだけに留まらず、ネットワークパーツやインナーバッフルなどの周辺アイテムにもオーディオメーカーらしい製品を投入できる。
などと妄想しているとワクワクしてくるのですが、ダメかなぁ?
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