KP-1100のアームをGT-2000へ 12017年08月16日

毎日雨ばかりで予定していたスピーカー作成ができず、部屋の中で遊ぶことに。

4年ほど前にレーコードプレーヤー(YAMAHA GT-2000)のアームをピュアストレートアーム YSA-2 に交換しており、このアームはユニバーサルタイプではないので、カートリッジのクリーニングはアームに取り付けたままの状態で適当に刷毛で拭く程度ですませていた。
で、久しぶりにカートリッジを外して針先をルーペで見てみたら、オドロキの状態になっていた。
茶色い塊がこびりついていて、針先が見えない。
こんな状態で聴いていたのか、とちょっとショックを受けたが、気を取り直してクリーニングすることに。
クリーニング液を付けて専用の刷毛で磨いてみたが全然取れない。
どうしようもないので、1000番の紙やすりで慎重に削り取ってやっと針先が出てきた。

10年ほど前にレコードをネットオークションでせっせと購入していた時期があり、考えてみればどのような状態で使用あるいは保管されていたのかわからないレコード達なのだから、カートリッジがこんな状態になるのもわからないではない。
レコードのメンテをちゃんとやって、カートリッジも面倒がらずその都度外して確認しながらクリーニングするのが本来あるべき姿で、クリーニングを怠ってきた自分が悪いのである。
それにしても、カートリッジを外して、クリーニングして、また取り付けて、調整して、という作業、結構面倒。
ということで、横着な自分にはユニバーサルタイプが合っていると思う。

GT-2000 に元々付いていたアームもユニバーサルタイプだが、このアームは固有の音(振動)が付いているようなので戻したくない。
そこで、以前、KP-1100 のアーム(ユニバーサルタイプ)を使った自作のレコードプレーヤーを使用していたことがあり、キャビネットとターンテーブルは処分したがアームは保管しておいたので、このアームを取り付けてみることにした。
20mm厚の鉄板で作ったアームベースもある。
取り付け穴の位置は合わず固定することはできないので置くだけになるが、アームベース自体に重量があるので、テスト的に鳴らすだけなら問題は無さそう。

このアームは GT-2000 に取り付けるには少々長さが足りない。
キャビネットを加工すれば合わせることもできるのかもしれないが、そこまでしたくはない。
キャビネットは現状のままだと、アームをターンテーブル側にギリギリまで寄せてもオーバーハングを取ることはできない(0~マイナスの状態)。
それに、インサイドフォースキャンセラーのオモリを引っ張る糸は切れているので、インサイドフォースキャンセラーは働かない。
これらのマイナス要因は原理的には歪が増えることになるが、大騒ぎするほどのことは無いと思うし、インサイドフォースキャンセラーの考え方には疑問があるので、無くてもイイかなと思う。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://audiotech2.asablo.jp/blog/2017/08/16/8648357/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。