バックロードホーン処分2018年06月10日

場所を空けないと次の箱も作れないし、使っていないスピーカーを置いておいても良いことはないので、FE138ES-R用のバックロードホーンの箱は処分することに。
切り離したヘッド部分は例によって小鳥の休憩所になり、ボディー部分は粗大ごみです。
取り外したユニット FE138ES-R は、構想中の次回(次々回?)のスピーカーに使う予定です。

それにしても修理に出した SU-XR700ですが、なかなか帰ってきません。
こんなにかかるものなのかしら?

今日も雨の日2017年10月29日

今日も台風の影響で雨。
こんな日はオーディオです。

で、FE138ES-R使用のバックロードホーンがメインの座に復活したので、FE103-Sol使用の3ウェイスピーカーは AVシステム側に移動した。
元々、3ウェイスピーカーは AV用にと思って作ったスピーカーなので、当初の予定通りになっただけです。
今のところ AVシステムにはサブウーハー用のアンプが無いので、とりあえず手持ちのパーツ(3.5mHのLと68μFのC)でローパスフィルターを作りウーハー(FF165WK)に入れて鳴らしてみた。
AVアンプによる簡易マルチ(2.2ch?)で鳴らした場合に比べると、ウーハーにネットワークが入った影響かと思うが、低域の押し出し感は減ったような感じ。
が、16ΩのFE103-Solにしたので低域不足になることもなく思いのほかイイ感じで鳴っている。
逆に、ツイーターのレベルが相対的に高くなってしまったので、今後調整の必要がある。

雨の日は大きめの音で2017年10月22日

今日は台風の影響で比較的強い雨になっている。
こんな日は、ご近所に漏れるオーディオの音が雨の音でかき消さるので、いつもより少しだけ大きめの音が出せる。

いつの間にかバックロードホーンが復活しています。
バックロードホーンの開口部を塞ぐ仕切板の効果をメインシステム側でも確認してみたところ、これがなかなか良くて結局スピーカーを入れ替えてしまいました。
仕切板の高さは8cmにして、他にも空気室の吸音材を調整して(多めに入れた)、以前よりも「イイね」の状態にすることができたように思う。
今思えば、以前は低音過多でやや膨らみ気味だったようだ。

下に写っているスピーカーは、実現できるかどうか分らないが実験中のスピーカーです。

バックロードホーン低域調整 22017年04月17日

低域調整用の仕切板を付けて測定してみた。
グラフは上から仕切板の高さが 6cmの場合、8cmの場合、10cmの場合の順。
通常は、20Hz~20kHzの入力信号を120~180秒ぐらいでスイープさせて測定しているが、中高域は不要なので 20Hz~1kHzを120秒でスイープさせて測定した。
結果としては測定上の差はほとんどわからない(差はあるのかもしれないが、いい加減な測定なのでイマイチわからない)。
が、CD の試聴では、低域の質が変わったのがわかる。
ブーミーな感じは抑えられ、押出し感が強くなり、大き目のウーハーを強力にドライブしている感じ(かな?)で、ドスッ!っと来る。
仕切板の高さは 6~8cmが良く、6cmでも違いはわかる。
但し、最大の 10cmにすると、塞ぎ過ぎなのか押出し感は減っておとなしくなるようだ。
量感はそれほど変わらないようなので、「低域の量感調整」と言うよりは「低域の質感調整」と言った方が正しいように思う。
全体的な音調としては、低域の量感は減っていないので、迫力のある低音に対して、中高域が不足している感じで、音場は奥に引っ込む。
やはり部屋の隅ではなくもう少し中央に寄せたいところ。

低域の量感を調整するつもりで仕切板を作ったが、想定外の結果になってしまった。
想定外とは言え非常に興味深い結果で、これが BHBS(バックロードバスレフ)の入り口なのか?

板をL形に組んで開口部に置くだけなので、エンクロージャー本体に穴をあけたり接着したりすることもないし、とりあえず試してみるには面白いと思う。
前面に開口部があるバックロードホーンにも使えるので、事務所に設置している D-1でも試してみようかと思う。

バックロードホーン低域調整 12017年04月15日

音工房Z(otokoubouz.com)さんで「D101Sスーパースワン低域量感調整キット」という商品が販売されている。
スーパースワンの開口部に仕切板を取り付けて低域の量感を調整するものだが、これを参考に自作の調整板を作ってみた。

2枚の板をL形に接着したもので、開口部の内側に置いて使う。
ズレと振動防止に水平面の板の上にはオモリ(半分に切ったTGメタル)を乗せる。
開口部の面積を調整(低域の量感を調整)できるように、仕切板(縦板)の高さは 6cm、8cm、10cm の 3パターン可動式になっている。

開口部の大きさは、幅27cm 高さ約17cmで、面積は 459平方cmある。
構造上、仕切板の左右には数mmの隙間ができるので、多少の誤差はあるが、仕切板を 6cmにすると開口部の高さは 11cmになり、面積 297平方cmで面積比約 65%となる。
同様に 8cmにすると開口部の高さは 9cmになり、面積 243平方cmで面積比約 53%。
10cmにすると開口部の高さは 7cmになり、面積 189平方cmで面積比約 41%となる。

バックロードホーン試聴2017年04月10日

AVシステム側に移動したバックロードホーン(FE138ES-R)だが、ブーミーで冴えない音になってしまっている。
特性的にはフラットで元々低域からしっかり音は出ているスピーカーなので、ブーミーになっているのは部屋の隅に設置した影響だと思われる。
おまけにホーンの開口部は後ろ側にあるので、最悪の設置場所と言える。
それを確かめるためオーディオラックの前に引っ張り出して試聴してみた。

やはりブーミーさは取れてスッキリした音になった。
若干ホーンの響きのような音が感じられなくもないが、もう少し追い込めば解消できそうな感じ。
一応周波数特性も測っておいた。
上が部屋の隅に設置したときで、下がオーディオラックの前に出したとき。
部屋の隅では、300Hz以下が持ち上がっている。
100~300Hz付近のウネリはメインシステム側ではここまで激しくなかったので、AVシステム側の部屋の癖か?

「それでは、設置場所を変えましょう」と簡単に言えないのが悲しい。
生活環境など諸々考慮しないといけないので、今のところこのスピーカーの置き場所は部屋の隅しかないのである。
バックロードホーンの開口部を少し塞いだり、開口部にバスレフポートを付けて低域を調整する方法もあるようだが、どうなんだろう?
いずれにしてもこのままじゃあまりヨロシクナイ。

スピーカー入替え(2)2016年09月25日

バックロードホーンを AVシステム側に設置した。
スクリーンの影にならないような位置に設置することになるので、部屋の角に追いやられることになる。
壁の影響を避けるため、やや内側に向けて、さらにツイーターは天板の上ではなく内側の肩の部分に置いた。
爆裂音などが多い派手な映画にはバックロードホーンの方が合っている。
ということで、当初の予定とは逆になってしまったが、スピーカー入れ替えでとりあえず落ち着きました。



スピーカー入替え2016年09月20日

AVシステム用にと思い作った 3ウェイスピーカーだったが、メインシステム用スピーカーに昇格することにしました。
逆に、今まで使っていた EF138ES-R 使用のバックロードホーンは AVシステム側に移動となます。
高域の音質(ツイーターの差)、低域の押出し感、音の厚みなどバックロードホーンの方が上回っている部分もあるが、歪感極小の中域と確かな定位などトータル的には 3ウェイスピーカーの方がピュアオーディオには好ましいと判断した。
さらに上を目指してメインシステム用に同じ方式で新たなスピーカーを作る構想もあり、設計はほぼ完了している。
前記した、高域の音質、低域の押出し感、音の厚み、全てを凌駕できるのではないかと期待できるし、使用するユニットも全てそろっているので、作りたくてウズウズしているが、大型のスピーカーを 1年に 2セットも作るのもどうか?と心理的にブレーキがかかっている状況。
「また作るの?」なんて言われそうだし。
来年かなぁ。

スピーカーベース交換2016年04月10日

メインシステムのスピーカー(FE138ES-R使用のバックロードホーン)のスピーカーベースにはオーディオテクニカの AT682 を使用していたが、スピーカーの下に置いているだけなのでスピーカーを移動すると、再セッティングし直す必要があり、これじゃ面倒なのでスピーカーに固定したいと思っていた。
木ネジで固定したいと考えていたが、AT682 に穴をあけるのはもったいないし、タオックのインシュレータじゃ背が高すぎるし、と手をこまねいていたところ、サイズ的にちょうど良さそうな真鍮製スパイク受けインシュレータを入手したので、これに交換することに。
直径25mm、厚さ2.5mmなので、AT682 より二回りほど小さい感じ。
中央のスパイク受け用の凹み部分に穴をあけて、スピーカーの底に木ネジで固定。
音が変わることは無かったが、使い勝手がよくなった。

ツイーター置き台の使いこなし2013年11月13日

TGメタル(FG-02)を半分に切って作成したツイーターの置き台だが、新たな使いこなしを発見した。
発見と言うほど大げさでもないが、左右の2つの台を奥の方の間隔を狭くするようにハの字に置く(写真の上側参照)ことによって、ツイーターに仰角をつけることができる(写真の下側参照)ので、フルレンジとツイーターの軸上位置を耳の高さにピンポイントで合わせることが可能。
さらにツイーターは前後に動かすこともできるので、仰角と併せて調整すればかなり細かく位相調整ができると思う。