PRA-2000ZR 修理(その1)2013年11月24日

5年ほど前に電解コンデンサーとリレーを交換して、基板上の切替えスイッチの接点清掃などは行っていたので、トラブルの原因は他にあるのでしょう(たぶん)。
基板を外して目視によるチェック。
まぁ分かるはずも無く、とりあえずハンダの怪しそうな箇所をやり直して、基板の差込プラグやピンとシャーシにネジ止めされているアース端子などを磨いた。

それと以前から気になっていたのだが、イコライザーアンプの基板は下向きにぶら下がるように取付けられており、しかも基板を固定する箇所が基板の端だけなので、部品の重みや熱で基板の中央部分が垂れ下がるように変形している。
これだけ垂れ下がっていたら基板の部品(一番大きいコンデンサあたり)が木製ケースの底板に当たっていたのではないかと思うが、これは PRA-2000ZR の構造的な欠陥なのではないかしら?
基板にビス穴を開けることになるが、基板を固定しているアルミベースの中央付近(基板のパターンに影響が無い箇所)に樹脂性のスペーサーを取り付けて、ポリビスで止めることにした。
同じアルミベースの反対側(上側)にはヘッドアンプやMCトランスの基板が取り付けられているが、こちらも基板の中央付近が湾曲してきているので、同様にスペーサーを付けて固定箇所を増やした。

写真は基板を真横から見たもので、中央のアルミベースを挟んで上がヘッドアンプ・MCトランスの基板、下がイコライザーアンプの基板。
写真の上がスペーサー取り付け前で、下側の基板がひどく垂れ下がっている。
写真の下がスペーサー取り付け後で、基板はほぼ水平になった。

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