新スピーカー試作 22019年02月12日

サブバッフルは 12mm厚の MDF材で作った。
前回も書いたが、中心になるスピーカーユニットには MG130HRを使用し、さらに、ツイーターは T90A-EX、ウーハーには FE138ES-Rを片ch2発という構成。
全て FOSTEXの限定品で、オールアルニコ・オールマグネシウム(FE138ES-Rはセンターキャップだけですが)というかなり豪華なユニット構成になります。
このスピーカーを作るために入手したのは MG130HRだけで、他のユニットは過去にネットオークション等で入手していたものになり、たまたまと言っていいのかわからないが、オールアルニコ・オールマグネシウムが実現できるのはラッキーだったと思う。

使用するユニットに失礼が無いように箱の方にも力を入れて作りたいと思っているが、危惧しているのは FE138ES-Rをウーハーにすることで、この点だけは本番前に試作機で確認しておきたいと思っていた。
FE138ES-Rは中高域にクセがあるヤカマシイ音と言われており、実際にバックロードホーンを作った経験からこの点については確認している(小音量ならそれほど気にならないと思う)。
だが、このユニットは巨大なアルニコマグネットによる強力な駆動力と剛性が高い振動板を持っており、中高域をうまくカットできればかなり強力なウーハーに成りえると思う。
この中高域のカットが肝で、LCネットワークでシャープにカットすることは絶対に無理だが(カットできたとしても大幅な音質劣化を伴う)、今のシステムでウーハー用のアンプに使用している YAMAHA PX3の DSPを使えば中高域をカットすることは容易なので、危惧していると同時に絶対にうまくいくという自信もある。

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