FE108SS-HPバックロードホーン作成 延長戦2022年05月23日

ユニットを替えてみて良い音で鳴ったことから、エンクロージャーだけに問題があるわけでは無いことを確認しました。
ユニットと箱との相性はあるのかもしれないが、もう少し粘ってみることにした。
何しろ高価なユニットなので FE108SS-HPを簡単に諦めるわけにはいかない。

で、今度は逆に FE108SS-HPを他の箱に入れた時の音も聴いてみたいと思い、シングルバスレフのエンクロージャーに入れてみました。
当然控えめですが低音は出ないことは無いし、全域に渡り悪い音ではないようだが何かがおかしい。
コーンの動きを何かで抑えられてダイナミックレンジが狭くなっている感じ。
ダンパーが硬い?
となると結局エージング不足ということか?
我が家の場合は普段聴く音量は決して大きくはないので、普通に聴いているだけではあまりエージングは進まない可能性はある。
ということで、WaveGeneで20~80Hzぐらいの信号を適当に切り替えながら長時間高レベルで送ってやり強制的に動かすという荒療治にでました。
コーンがブルブルと激しく振動しているのが見えるが 2つのスピーカーは逆相に接続しているので音としては大きくはありません。
60Hzではバスレフポートの風切り音が結構スゴイ。
これを 3時間ほど連続で行ってからバックロードホーンに戻してみたところ、思わず「ほぅ」と言ってしまうほど音は変わり、厚みが出て普通に聴けるようになってきました。
気長にせっせとエージングしていけば、もしかすると大化けするのかもしれません。
手間のかかるユニットちゃんですが、自分好みに調教しちゃってる感じで愛おしくなってきました。
調教してるんじゃなくて振り回されているだけのような気もするが、少し長い目でお付き合いしてみようと思います。

今(翌日です)、FE108SS-HPバックロードホーンで CDを聴きながらこのブログを入力しておりますが、昨日よりさらにイイ音で鳴っています。

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