FE108SS-HPバックロードホーン作成 42022年05月11日

FE108SS-HPバックロードホーン
箱が完成しスピーカーターミナルとスピーカーユニットも取り付けたのでようやく聴ける状態になりました。
コンパクトに設計したつもりでしたが、出来上がってみると10cmユニット用でもバックロードホーンはでかいです。
インシュレータやサブバッフルを除いた箱だけのサイズは、巾206mm・奥行き248mmと比較的床占有面積が小さいのが救いですが、高さは966mmとかなりあります。
見慣れてくれば違和感は無くなってくるかと思いますし、ブックシェルフタイプをスピーカースタンドに載せればさほど変わらないぐらいのサイズにはなるかと思うので、それを考えれば許容範囲かと思います。

とりあえず音を出してみましたが、やはり初めに出てきた音は歪っぽくて抜けが悪いさえない音でした。
この音を聴いていると「失敗したか?」と不安になるので CDを掛けたまま部屋を出てしばらく放置です。
一時間ほどしてから部屋に戻り再度同じCDを掛けてみるとエージングによる音の変化の大きさがよくわかります。
それでもまだまだという感じですが、ホーンの変な癖や特定の帯域が強調されるようなことは無く CD「驚異のコントラバス・マリンバ」を掛けてみると気持ちがイイ重低音が出ているので今後期待できそうな雰囲気は感じています。