インピーダンス測定 42019年06月19日

(ほぼ)ストレートダクトに変更した場合のインピーダンス特性と周波数特性も測ってみました。
上のグラフが FE208ES単独のインピーダンス特性で、下が FE208ES+MG850の周波数特性です。
fdは 35Hzでした。

純マグネシウム振動板を持つ MG850の音はクセが無く歪感極小でキレもあり、ツイーターとしても十分使えそうな高域はかなり上まで伸びており、少々ハイ上がりですが文句なしです。
ただ、同様に純マグネシウム振動板を持つ MG130HRと比べるとキメの細やかさや分解能では MG130HRが一枚も二枚も上ですが、価格差と投入されている物量考えれば当然でしょう。
FE208ESは、超強力な駆動力と構造的に硬性を高めた振動板によってか、スピード感のある低音を出しておりますが、少し迫力(圧力?)が足りない気もする。
FE208ESのローパスフィルターは 400Hzに設定しており本当はもう少し低いところにしたかったのですが、MG850の中低域がわりと早めに落ちてしまっているので、少し高めにするしかなかったのですが、本来 FE208ESは高音質フルレンジスピーカーなので、ローパスフィルターを少しぐらい高めに設定しても中域の質が低下するようなことは無く MG850とも違和感無くつながっていると思う。

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