間違いだらけのクルマ選び2014年11月10日

「間違いだらけのクルマ選び」は 1980年版から買い続けており、今年も楽しみにしておりましたが、著者の徳大寺有恒氏が亡くなってしまった。
最近は車の評価は島下康久氏に任せておられたようなので「間違いだらけのクルマ選び」は今後も継続される可能性はあるが、やはり徳大寺氏が亡くなられたことは非常に残念である。
個人的には、オーディオ評論は長岡鉄男、クルマ評論は徳大寺有恒、というのが信頼でき、読み物としても面白く、また勉強させていただける二大巨匠でした。
特に徳大寺氏の歯に衣着せぬ評価記事は痛快でもありました。
徳大寺氏も「間違いだらけのクルマ選び」を出版された当初は、業界から吊るし上げ状態になったそうであるが、やがて「間違いだらけのクルマ選び」はベストセラーになり、徳大寺氏を起用する出版社が現れ現在の地位を築いたと同時に、日本のクルマ自体も向上していったものと思う。
クルマに関しては、国沢光宏氏のように徳大寺スピリッツを受け継いでおられる評論家がまだ現役バリバリでご活躍されているので心配はしていないが、オーディオの方はどうにかならないものか?と思う。
長岡氏の志を継いでいる人はいると思うのだが、どうも元気がないように思う。
カタログみたいな評価記事なんてお金を出してまで読む必要もない。
吊し上げ状態になるほどの悪口を書くことはなかなかできないかもしれないが、なんでもかんでもほめなくてもイイと思う。
「イイモノ」と「ソノタフツー」ぐらいは分るような記事を書いてくれないかしら。

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