間違いだらけのクルマ選び2014年11月10日

「間違いだらけのクルマ選び」は 1980年版から買い続けており、今年も楽しみにしておりましたが、著者の徳大寺有恒氏が亡くなってしまった。
最近は車の評価は島下康久氏に任せておられたようなので「間違いだらけのクルマ選び」は今後も継続される可能性はあるが、やはり徳大寺氏が亡くなられたことは非常に残念である。
個人的には、オーディオ評論は長岡鉄男、クルマ評論は徳大寺有恒、というのが信頼でき、読み物としても面白く、また勉強させていただける二大巨匠でした。
特に徳大寺氏の歯に衣着せぬ評価記事は痛快でもありました。
徳大寺氏も「間違いだらけのクルマ選び」を出版された当初は、業界から吊るし上げ状態になったそうであるが、やがて「間違いだらけのクルマ選び」はベストセラーになり、徳大寺氏を起用する出版社が現れ現在の地位を築いたと同時に、日本のクルマ自体も向上していったものと思う。
クルマに関しては、国沢光宏氏のように徳大寺スピリッツを受け継いでおられる評論家がまだ現役バリバリでご活躍されているので心配はしていないが、オーディオの方はどうにかならないものか?と思う。
長岡氏の志を継いでいる人はいると思うのだが、どうも元気がないように思う。
カタログみたいな評価記事なんてお金を出してまで読む必要もない。
吊し上げ状態になるほどの悪口を書くことはなかなかできないかもしれないが、なんでもかんでもほめなくてもイイと思う。
「イイモノ」と「ソノタフツー」ぐらいは分るような記事を書いてくれないかしら。

FMレコパル2014年11月13日

今日、特に目的も無く本屋に行ったら、FMレコパルが目に付いた。
「あれ?まだ細々と売っていたのかな?」と思って、パラパラと見てみたら、FM放送の番組表が載ってない。
改めて表紙を見たら「レコパル創刊40周年で 1号限定復刊!」とのこと。
”限定”という言葉には弱く、買ってしまった。
週刊FMfan だったら購入したことはあったが、FMレコパルを買うのは初めて。
1号限定復刊なので、最初で最後ってことかな。
不思議なことに本の中を見てると初めて買った本なのになんとなく懐かしい感じがする。

月刊ステレオ 2014年8月号入手2014年11月20日

毎年購入してきた月刊ステレオのクラフト特集号だったが、今年は「ちょっと高くなり過ぎなんじゃないの?」と躊躇してしまい買わなかった。
付録は不要だが本は見たいと思っていたところ、ネットオークションに本誌のみが出品されていたので落札した。
やっとのこと入手した本だったが、内容は以前ほど盛り上がりに欠けるかな?
そんな中、タモ材のボックスを利用した制作記や本格的な3ウエイ4スピーカーの制作記など面白いものもありました。
今後は付録付きと付録無しに分けて販売してくれないかしら?

VRDS-25Xsのインシュレーター交換 (1)2014年11月25日

CDプレーヤーの VRDS-25Xs は、御影石のオーディオボードに乗せているのだがわずかにガタがある。
今まではスペーサー(名刺など)を挟んでガタが無いように調整していたが、急に気になりだした。
御影石のオーディオボードの平面性はかなり正確なような気がするし、VRDS-25Xs のベース板も8mm厚のスチール製なので、ユガミなんて無さそう。
とすると、ガタの原因はインシュレーターしか考えられないが・・
今までに何度か設置し直した影響で、インシュレーターの受け皿の中心付近には結構キズがついており、少しすり減っているのかもしれない。
ということで、インシュレーターを交換してみることにした。

VRDS-25Xsのインシュレーター交換 (2)2014年11月27日

交換するインシュレーターは、手持ちのタオック TITE-26R がよさそう。
VRDS-25Xs のインシュレーターは 8mmのネジで固定されてる。
TITE-26R のセンターには穴があいているが穴の直径は 6mm弱なので、6mmのタップを切るにはちょうど良い大きさだが、8mmのタップを切るには穴を広げないといけない。
面倒なので穴はそのまま利用することにして 6mmのタップを切り 6mmネジで固定することにする。
VRDS-25XS のベース板にあいているインシュレーター取り付け用の穴は 8mmのネジ用の穴なので、収縮チューブを薄く輪切りにしたスペーサーを 6mmネジの根元に二重に巻いて、ネジが穴のセンターに収まるようにした。
で、TITE-26R を 4個とも取り付けてベース板だけの状態でラックに置いてみたら、ガタが出てしまった。
TITE-26R の高さが微妙に違っているのかと思い、前後や左右を入れ替えてみたがガタが出る方向は変わらないので、ベース板かオーディオボードが歪んでいるものと思われる。
TITE-26R を全て外してベース坂だけの状態にしてオーディオボードの上に乗せてみたら、ベース坂がわずかに湾曲しているような感じ。
どうしよう?

VRDS-25Xsのインシュレーター交換 (3)2014年11月29日

ベース坂の湾曲はどうすることもできないので、ベース坂と TITE-26R の間に釣り用の鉛製板オモリを挟んでガタが無いように調整することにした。
板オモリの厚さはノギスで測ると 0.25mmで、1枚入れるだけでガタは無くなった。
ところが、ラックの別の段に置いてみたらガタが出てしまった。
せっかく鉛板を挟んで調整しても置く場所が変わると再調整が必要になるのでは面倒なので、鉛板は外してしまい今まで通りガタは適当なスペーサーを入れて対応することに。
色々やったけど結局インシュレータを交換しただけの作業になってしまったようだ。
ヤレヤレ。

TITE-26R を付けたベース板にCDプレーヤー本体を取り付けた後、ラックに収めようと持ち上げたら、やたら重く感じた。
インシュレーターの分だけ重くなったはずだが、それ以上にズッシリと重く感じる。
それでも、設置に関してはオリジナルのインシュレーターよりはだいぶ楽チンになりました。
で、音の方は低域の押し出し感が増したように感じる。