PRA-2000の改造 102021年05月23日

電源を切った時の「プッ、シュ~」という音は、自己保持回路用の三端子レギュレータを使った電源基板が影響していると思う。
三端子レギュレータの入力側に1000uFの電解コンデンサーが入っており、電源を切ってもこのコンデンサーに蓄積されている電気が残っているまではリレーは切れることはなく保持されるため、電源が切れた直後のヘッドアンプやイコライザーアンプの音がそのまま出力されてしまうためです。
このコンデンサーを外すわけにもいかないでしょうし、どうしたものかと考えたが対策が見つからない。

今回の改造を検討している時に PRA-2000の電源基板から出ている +24.3Vを自己保持回路用の電源に使用してみたところ、リレーが動作したときに大幅な電圧降下を起こしたため三端子レギュレータの電源基板を用意したのですが、これが悪影響を起こすことになるとは・・
で、再確認のためもう一度 PRA-2000の電源基板から出ている +24.3Vを自己保持回路の電源にしてみたところ、なんと、電圧降下を起こすこともなく(0.5Vぐらいは下がります)正常に動作しました。
そして、「ブーン」というノイズも無くなりました。
検討時にワタシは何をやっていたのでしょうか?
ワニ口クリップを付けたり外したりしながら色々試していたので、何か下手なことをしたのでしょう。
トランジスタを壊したぐらいですから・・
ということで、三端子レギュレータを使った電源基板は不要となり、「プッ、シュ~」も「ブーン」も無くなりスッキリしました。