キャンセリングマグネットの効果を測定 12020年08月02日

キャンセリングマグネットの付加は個人的にはよく使う手法だが、ネット上のブログ等の書込みを見ると後付けのマグネット付加の効果については賛否あり「重量増加分以外は無意味」や「順方向(吸引する方向)に付加した方が音が良くなる」など様々です。
個人的には「逆方向(反発する方向)に付加することで聴感的には駆動力アップの効果はある」と感じているが、本当にそうなのか?
聴感的に効果はあると言っても説得力が無いので「何か数値化できないものか?」といつも考えていた。

以前、キャンセリングマグネットの効果を測定したいと思い実験したことがあった。
その実験とは、スピーカーの端子に電池を接続すると「パコッ!」とコーン紙が飛び出すが、キャンセリングマグネットによって駆動力が増していれば、コーン紙の飛び出し方にコンマ数ミリかでも違いがでるのではないか?というもので、実際に測ってみた。
厳密に測ることができれば違いが出たのかもしれないが、目視に近い測定方法だったこともあり、結果的には違いを計測することはできなかった。
今考えればイマイチな実験だったと思う。

今回は新たな方法で効果を測定してみたいと思っている。
実験に使用するスピーカーユニットは FE83-Solです。

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