メインのインピーダンス測定2020年03月10日

メインスピーカー(MG130HR+T90A-EX)のインピーダンスを測定してみました。
作成当初は完全密閉型でしたが、音が気に入らず裏面に息抜き用に直径30mmの穴をあけてバスレフ型に変更しています。
計算上の fdは 95Hzぐらいになりますが、あまりバスレフダクトとしては機能していないと思います。
インピーダンス曲線(上のグラフ)を見ると 50~60Hzに変なうねりのような曲線が出ていますが、これがバスレフ特有の2つある山の内の下側(低い周波数側)の山だと思います。
山が小さいので上側(高い周波数側)の山に隠れてしまい fdの谷が無くなっているので、穴はバスレフダクトとしては機能していない、ということでしょう。
バスレフダクトとして機能していないとしても妙なインピーダンス曲線になっているので、さらにバスレフの動作を抑えるために丸く切った円柱形のスポンジを穴に軽く詰めて、内部の吸音材も少し増やした。
で、改めてインピーダンスを測定したのが下のグラフで、キレイな密閉型のようなインピーダンス曲線になりました。