楽章抜け2013年03月11日

写真は、長岡鉄男A級セレクションに掲載されたレコード「ビゼー/カルメン組曲第1,2番、アルルの女組曲第1,2番」である。
アルルの女組曲が好きで時々聴いていたが、別の演奏も聴いてみたいと思っていたところ、1964年録音の名盤がCASDで復活することをオーディオ誌で知りエソテリック盤を購入した。
最新機器でリマスタリングされ、50年近くも前に録音されたとは思えない音はオドロキだったのだが、本当に驚いたのはこの音ではなく、今まで聴いていたアルルの女組曲は楽章が抜けていたことです。
ネットで調べたら、やはりこのレコードは第2組曲の第2曲「間奏曲」が抜けているとのこと。
知らなかった!
楽章抜けのアルルの女組曲を聴き慣れているせいで、「間奏曲」が入るとどうも変な感じがして、飛ばしたくなってしまう(ガマンならず飛ばすこともある)。
今でも「パストラール」の次は「メヌエット」の方がピッタリくる。