オーディオ誌2013年03月02日

今日、本屋で GAUDIO(ガウディオ)No.2 を見たが、買わずに帰った。

別冊FMfan、AV FRONT、AUDIO BASICと長年買い続けてきて、前号から AUDIO BASIC が GAUDIO に代わり、当然(自然の流れで) GAUDIO No.1も購入した。
が、GAUDIO の内容は大いに不満だった。

以前、長岡鉄男氏が亡くなられてからオーディオ誌がつまらなくなった、と書いたことがあったが、それでも買い続けてきた目的は高音質ソフトの紹介記事にあった。
褒めるだけのハードの記事には多くを求めずカタログでも眺めている程度の気分で見ていたが、高音質ソフトを紹介する記事は楽しみにしていたし、CD等を購入する場合には大いに参考にしてきた。
それは AUDIO BASIC では「高音質ソフト耳より情報」と「高音質ディスク聴きまくり」だったが、GAUDIO では両方とも落とされており、それに代わるような音質にウエイトを置いたソフト紹介記事も見当たらない。
寂しいやら、悲しいやら、腹が立つやらで、アンケート葉書に思いの丈を書いて送ってしまった。

で、今日、本屋で GAUDIO No.2 をパラパラと見てみたが、買う気が起こらなかった。
高音質ソフトの紹介記事としては別のオーディオ誌である AudioAccessory の方が充実しているように思う。
ハードの記事に関してもカタログの延長と割り切ってしまえば AudioAccessory の方が本が厚い分だけお得と考える。
別冊FMfan のころから 価格はそれほど変わらないが AudioAccessory の方が本の厚みは倍ぐらい厚かったが、記事の内容は 別冊FMfan の方が濃いと判断していたので 別冊FMfan を選択していたのだが・・
そんな訳で今後は AudioAccessory を継続購入しようと思う。
なんだかなぁ。

楽章抜け2013年03月11日

写真は、長岡鉄男A級セレクションに掲載されたレコード「ビゼー/カルメン組曲第1,2番、アルルの女組曲第1,2番」である。
アルルの女組曲が好きで時々聴いていたが、別の演奏も聴いてみたいと思っていたところ、1964年録音の名盤がCASDで復活することをオーディオ誌で知りエソテリック盤を購入した。
最新機器でリマスタリングされ、50年近くも前に録音されたとは思えない音はオドロキだったのだが、本当に驚いたのはこの音ではなく、今まで聴いていたアルルの女組曲は楽章が抜けていたことです。
ネットで調べたら、やはりこのレコードは第2組曲の第2曲「間奏曲」が抜けているとのこと。
知らなかった!
楽章抜けのアルルの女組曲を聴き慣れているせいで、「間奏曲」が入るとどうも変な感じがして、飛ばしたくなってしまう(ガマンならず飛ばすこともある)。
今でも「パストラール」の次は「メヌエット」の方がピッタリくる。

ディスクトップ用密閉型3Dウーハー2013年03月13日

N-BOXのスピーカー検討中に購入したが結局使わなかったウーハーを利用して、ディスクトップ用(パソコン用)の密閉型3Dウーハーを作った。

構造は単純で、長い(約24cm)寸切りボルト4本の中央に、(丸く切った)バッフル板 ・ スピーカーユニット ・ 長さ30mmの円筒形スペーサー ・ スピーカーユニット ・ バッフル板 を通してナットで固定。
さらに、ボルトの両端に(ボルトの位置に穴を開けた)呼び径150mmの塩ビキャップを通して、袋ナットで止める。
中には、3.0mHの空芯コイルと100uFのコンデンサーでハイカット用のネットワークを組み込んである。

立てて使う予定で、上・下 で L+R になっていて、音は向かい合わせのスピーカー間の隙間から出てくる。

パソコン用システムにウーハー追加2013年03月15日

密閉型3Dウーハーをディスクトップに置いてみた。
パソコン用のシステムには、スピーカーは FOSTEX の GSV8(以前CRTの横に置いていたのでユニットはFE87に交換してある。オリジナルはFE83。)、アンプは月刊Stereo誌付録のデジタルアンプ LXA-OT1 を使用していて、これに今回のウーハーを追加した。
GSV8 だけだと低域不足で積極的に音楽を聴こうとは思わなかったし、時々YouTubeを見る程度で基本的にはパソコンの警告音などが鳴ればイイぐらいに思っていたが、ウーハー追加で音に厚みがでてきて音楽や映画鑑賞ができるレベルになった。
しばし、DVD のアマデウスを鑑賞してしまった。

パソコン用システムの周波数特性2013年03月17日

パソコン用システムの周波数特性を測ってみた。
マイクは視聴位置(液晶ディスプレイの正面から50cmぐらい離れた位置)に設置。

グラフは、上から、
1.FOSTEX GSV8(ユニットは FE87) 単体の特性
2.3Dウーハー 単体の特性
3.GSV8 + 3Dウーハー(逆相接続)の特性
4.GSV8 + 3Dウーハー(同相接続)の特性
の順。

風が強い日だったので低域のノイズを拾っており、80Hzぐらいから下が盛り上がっているのは無視。
少々ドンシャリだが、同相接続がイイようだ。
ちょっと驚いたのが、FOSTEX GSV8 単体の特性で、FE87 だともう少しキレイな特性になっていると思っていたが、中域が凹んでいるし暴れもある。
かなり古いユニットなので、エッジやダンパーが劣化で変になっているのかな? と思ったが、GSV8 の特性を見たら元々こんな感じの特性(300Hz辺りに山があり1kHzを中心に凹んでいて 2kHz以上に暴れあり)だったようだ。
ウーハーは100Hzの手前で急降下しており、それほど下には延びていない。
ユニットに比べて箱の容積が小さいのが原因だと思うが、これ以上大きいとディスクトップサイズじゃなくなるし、塩ビキャップを利用しているので、まぁこれでヨシとしよう。

もしかするとディスクトップじゃなく、机の下(ディスクボトム?)にでも置いた方がイイのかもしれない。
縦でも横でも適当に転がしておけばイイし、構造的にスピーカーのコーン紙を蹴破る心配も無いし、GSV8 とは離した方が特性的にも良さそうな気がする。